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米ヘッジファンド所有のバイオ燃料プラント会社、南米ペルーで操業開始

米国のヘッジファンド運用会社がバイオ燃料の製造会社のオーナーとなり、南米ペルーで操業を開始したと、13日付のダウ・ジョーンズが報じている。
プライベート・エクイティやヘッジファンドを運用する米プレインフィールド・キャピタル・マネジメント(Plainfield Asset Management)は先週、ペルーのバイオ燃料製造会社、ピュア・バイオヒュエル(Pure Biofuels Corp:PBOF、OTC:PBOF)の株式を買い増して筆頭株主となった。プレインフィールドの上級アドバイザー、クリス・トゥウェル(Chris Tewell)氏は、今年3月より同社の会長に就任している。

トゥウェル氏によると、ペルーのカヤオ(Callao)市に建設した新プラントのバイオ燃料の年間生産量は5,250万ガロン規模で、15日から稼動を開始し、今年の年末までにフル稼働になるという。なお、ペルー政府は、自動車燃料全体の中に含まれるバイオ燃料の割合を2009年1月までに2%、2011年までに5%とする目標を掲げている。

トゥウェル氏は、同プラントにおいて、現時点では原料として大豆を使用するものの、将来はジャトロファ(Jatropha、ナンヨウアブラギリ)という植物を見込んでおり、その栽培を行う農地開発のために、新たに資金が必要だという。

ジャトロファは、油が豊富な非食用植物で、農耕地でなくても自生するため、現在、問題視されているように食料を原料として使用することなく、バイオ燃料が生産できるという。

PBOFは、同プラント設立のために2006年、逆買収を通じて上場し、540万ドルの資金を調達した。現在、店頭市場で取引されている同社株の時価総額は4,820万ドルで、12日には1株3.3%高の31セントの終値をつけている。

先週、プレインフィールドは、PBOFの転換社債を株式に転換したため、同社が保有するPBOF株は1,150万株から8,970万株となり、全株式の58%を保有する筆頭株主となった。プレインフィールドが保有するPBOF株の時価総額2,780万ドルは、同社が株式ロング戦略で運用する資産において2番目の規模である。

金融当局への届け出によると、株式ロング戦略で2.24億ドルを運用しているプレインフィールドは、現時点で保有するPBOF株の他に1,560万ドル相当のPBOFの転換社債を保有しているために、さらに5,200万株積み増すことが可能だという。

今後の展開について、トゥウェル氏は「ヘッジファンドは方針上、個別の投資活動の意図に関してコメントできない」としている。

Dow Jones
13 Aug 2008 17:19 BST
Pure Biofuels' Peru Refinery To Start Operating Fri



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