トップ >  米アクティビストのアックマン氏、ドラッグストア株巡り米ブラックストーンに協力要請

米アクティビストのアックマン氏、ドラッグストア株巡り米ブラックストーンに協力要請

米アクティビスト運用マネージャーのウィリアム・アックマン(William Ackman)氏は、現在、同氏が保有している米ドラッグストア・チェーンの売却額を吊り上げるため、米投資会社ブラックストーン・グループ(Blackstone Group)と契約した、とウォールストリート・ジャーナルが16日付で報じている。
現在、アックマン氏は自身のヘッジファンド、パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメント(Pershing Square Capital Management)を通じて、米西部地区でドラッグストアをチェーン展開しているロングス・ドラッグ・ストアーズ(Longs Drug Stores Corp.)の株式を8.8%(310万株)保有している。これにエクイティ・スワップ取引で取得済みの920万株を加えると実際の株式保有は25.8%となる。

ところが、先週12日、同業最大手のCVSケアマークがロングス(CVS Caremark Corp.)を買収することで合意したと発表したことから、アックマン氏がこの買収合意に異論を唱え始めている。

ロングス買収をめぐっては、CVSのほかに、同業他社のウォルグリーン(Walgreen Co.)も関心を示しているといわれ、アックマン氏はどちらか高い金額を示した方にロングスを売却したい考えだ。

今回、CVSが提示した買収金額は、1株当たり71.50ドル、総額26億ドルで買収するというもので、これは、12日の終値54.04ドルに対し32%のプレミアムとなっている。また、ロングスの承継負債を含めると買収総額は29億ドルに達する。

また、CVSは、ロングスの買収で取得する521店舗のうち、ロングスの直営店約200店舗と3カ所の配送センターを含めた不動産評価額が10億ドルを超すと発表している。

しかし、アックマン氏は、ある不動産投資に詳しい投資家筋から、CVSによる買収後、ロングスの不用不動産が処分された場合、その不動産売却益が見込めるため、ロングスの資産価値は今回の買収額を上回るとの情報を得ている。

Dow Jones
16 Aug 2008 00:33 BST
WSJ(8/16) Pershing Square Taps Blackstone On Longs



米アクティビストのアックマン氏、ドラッグストア株巡り米ブラックストーンに協力要請に関連する記事

2008年08月の記事一覧です。

年月別ヘッジファンド情報

ヘッジファンドに投資するならヘッジファンドダイレクト株式会社

HF報酬ランキング テッパー氏が2年連続3度目

デビッド・テッパー

ヘッジファンドマネージャーの2013年の報酬ランキングが発表され、1位はアパルーサ・マネジメントのデビッド・テッパー氏となった。報酬額・・・

ノーベル財団の資産運用は株からヘッジファンドへ

大村智

ノーベル賞賞金の出所であるノーベル財団の資産運用が2013年に引き続き2014年も15.8%と好調である。ヘッジファンド比率を大幅に増…

HSBC脱税ほう助は、ただの香港経由スイス移し?

英の富裕層向け金融大手HSBC

英金融大手HSBCが富裕層顧客の巨額の脱税をほう助していた情報がICIJの調査によって明らかにされた。スイス部門が200か国以上…

高岡壮一郎(ヘッジファンドダイレクト代表)著「富裕層のNo.1投資戦略」|総合法令出版

RSS情報 RSS feed


フォローする Twitterでフォローする