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欧州10大ヘッジファンドの運用資産、1年で20%増―全世界の30%

欧州ヘッジファンド運用会社トップ10の運用資産額が、今年6月末日までの1年間において、20%近く拡大したことが、フィナンシャル・ニュースの調査で明らかとなった。
欧州ヘッジファンド運用会社トップ10は、運用体制の優位性を武器に、今年6月末日までの1年間において、運用資産額が1,540億ドルから1,840億ドルと20%近く拡大した。また、欧州ヘッジファンドの運用資産の合計額が、世界全体の30%あまりに達していることも明らかとなった。

伸び率のトップは、グローバル・マクロ戦略を専門とする英ブレバン・ハワード・アセット・マネジメント(Brevan Howard)で、運用資産額は昨年の152億ドルから73%増の263億ドルと急拡大し、資産額は10社のうちで最大となった。

次に伸び率が高かったのは、マネージド・フューチャーズやクオンツ運用を得意とするウィントン・キャピタル・マネジメント(Winton Capital)で、64%増の159億ドルとなり、資産額では6位にランクされた。

資産額の2位はマン・グループ傘下でクオンツ運用のAHL、その後にGLG パートナーズ、バークレー・グローバル・インベスターズ(Barclays Global Investors)、そしてランズダウン・パートナーズ(Lansdowne Partners)が続いた。

ファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)運用会社のキー・アセット・マネジメントのクリス・ジョーンズ(Chris Jones)CIO(最高投資責任者)は「ブレバン・ハワードは、常に優秀な人材を基盤とした運用体制が整っているので、資産額が拡大し、また市場が不安定な現状においても、好調なパフォーマンスを維持している。運用会社がまず優先すべきなのは、運用体制の強化とリスク管理の徹底であり、CIOやバック・オフィス(事務管理部門)はその後だ」と語っている。

通常、ヘッジファンドは運用資産の規模が拡大すると、市場への影響が大きくなり、小回りが利かなくなるため、パフォーマンスが低下するケースが多い。しかし、ブレバン・ハワードの旗艦ファンドは、今年1-5月期においてもプラス12%のパフォーマンスを維持している。2003年のローンチ以来、同ファンドの年率リターンはプラス14%である。

国際格付け機関のムーディーズは昨年、ブレバン・ハワードのバック・オフィスに対して、最上位の格付けをつけている。また、フィナンシャル・ニュースは今年、グローバル・マクロ戦略のヘッジファンドにおける運用体制とリスク管理、顧客サービス部門において、ブレバン・ハワードへ最優秀賞を授与している。その他に受賞したのは、ウィントンやブルークレスト(BlueCrest)で、ブルークレストの運用資産は15%増の136億ドルに達している。

Dow Jones
18 Aug 2008 01:01 BST
Financial News: Brevan Howard Tops Hedge Fund Table



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