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米金融大手モルガン・スタンレー、ヘッジファンドへの融資基準を変更―CDSが指標

米大手証券モルガン・スタンレーは、自社のCDSスプレッドが一定水準を超えた場合、ヘッジファンドへの融資を減額する仕組みを新たに導入した、とダウ・ジョーンズが18日付で、英紙フィナンシャル・タイムズの報道を元に伝えている。
これは、融資判断を市場の判断に委ねるもので、モルガン自身に資金流動性の問題が生じた場合には、顧客のヘッジファンドに融資するよりも自社の資金繰りを優先させる考えを示すものだ。

モルガンは、これまではヘッジファンドに対する融資を減額する場合、格付け会社による自社の信用度を参考に決定していた。しかし、クレジット市場危機が強まってからは、自社の貸付債権の信用リスクを保証してもらうCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)のスプレッド(プロテクション購入コスト)を採用しているという。

この新しい仕組みは、もともと早くから導入されていたという。米大手証券会社ベア・スターンズが今年3月に経営破たんする以前から導入されており、クレジット市場危機が強まり、いつ信用不安により資金調達が困難になるかもしれないという懸念が生じてからは、運用が本格化している。

これと類似したケースでは、ゴールドマン・サックス証券も自社の債券価格をヘッジファンド融資の参考指標にしている。

Dow Jones
18 Aug 2008 03:33 BST
Morgan Stanley Updates Lending-Decision System - FT



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