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米ケーブルビジョン社、初の配当支払いを準備―ヘッジファンドを牽制か

米ケーブルビジョンは、米アクティビスト・ヘッジファンドのハービンジャーによる株式の保有が判明した翌日の15日、初の普通配当を支払うことを発表したと、16日付のウォールストリート・ジャーナルが報じている。
米ケーブルテレビ大手のケーブルビジョン・システムズ(Cablevision Systems)は15日、創業以降初めて四半期の普通配当を実施することを明らかにした。前日には、米アクティビスト・ヘッジファンドのハービンジャー・キャピタルの保有銘柄報告書が公表され、ハービンジャーがケーブルビジョン株式の4.9%を保有していることが判明していた。

14日の取締役会で承認された一株当たりの配当金は10セントで、総額は2,960万ドルになる。また、同社幹部は投資家に対し、他にも何らかの措置をとる可能性を示唆している。ケーブルビジョンは過去に、自社株買いと資産の売却を検討していることを表明していた。今回の動きに関してウォールストリート・ジャーナルは、ハービンジャーによるアクティビズムの動きを牽制する狙いがあるのではないかと述べている。

ケーブルビジョンの経営は、ドーラン(Dolan)一族によって握られている。投資家が配当や自社株買いの実施を強く求めているのに対し、ドーラン一族は中核事業との直接的な関連が無い買収を進めるなどしており、「株主利益を軽視している」と以前から投資家の批判を浴びていた。

しかし、ケーブルビジョンの経営陣は2週間ほど前、株価上昇をもたらす戦略的な方策を模索する意図を明らかにし、投資家を驚かせていた。投資家の1人は「以前の経営陣とは全く違う」と表現している。

16 Aug 2008 00:37 BST
WSJ(8/16) Cablevision Sets Regular Dividend Payouts



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