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インサイダー疑惑の元ヘッジファンド・マネージャー、起訴猶予で検察と合意

元ヘッジファンド・マネージャーが、自身のインサイダー疑惑に対して検察側と起訴猶予合意に達したことが明らかとなった。ダウ・ジョーンズは19日報じている。
元ヘッジファンド・マネージャー、ヒラリー・シェーン(Hilary Shane)被告は、米セキュリティ大手コンピュダイン(CompuDyne)が2001年に2,940万ドル規模のPIPE(公開企業が市場を通さず、相対取引による私募増資により資金を調達する手段)を実施した際に、不正な空売りを行なったとして、2006年から、5件のインサイダー取引疑惑で調べを受けていた。PIPEでは、株式が市場よりも安い価格で売買されるため、空売りによって利益を上げられる確率が非常に高いと言われている。18日に裁判所に提出された合意文書によると、シェーン被告が今後6ヶ月間、法律に違反しなければ起訴は見送られる。合わせて、同被告は5万ドルの罰金を支払い、また同期間中、投資顧問との接触は一切禁じられるという。合意文書では「徹底して調査を行なったが、起訴に対して猶予期間を設けることが最善の策であると判断した」と説明している。シェーン被告は2005年、米証券取引委員会(SEC)と全米証券業協会(NASD)が起こした民事訴訟に対して、不正行為の有無に関しては黙秘したまま、罰金100万ドルを支払うことに合意している。シェーン被告はさらに、この時点で今後証券業界への関与が禁じられたほか、1年間投資顧問業へ関与しないことに合意していた。検察によると、シェーン被告は2001年、コンピュダイン株を購入することに同意した後、コンピュダインが同年10月にPIPEを実施することを発表する前に、内部情報を利用して不正な空売りを仕掛けた。一連のインサイダー取引により、同被告は約31.5万ドルの不正な利益を手にしたという。シェーン被告が訴追された2006年当時、同被告は最高で懲役100年を課せられる可能性があった。



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