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米ヘッジファンド大手オク・ジフ、温室効果ガス貯留計画に5億ドル投資

温室効果ガスを削減するカーボン・オフセット事業を展開している米ブルーソース(Blue Source LLC)は19日、米ヘッジファンド大手のオク・ジフ・キャピタル・マネジメント(Och-Ziff Capital Management Group LLC)が同社に5億ドルを投資することで合意した、と発表した。
また、ブルーソースは、オク・ジフがブルーソースの株式を10%取得したことも明らかにした。カーボン・オフセットとは、工場などある場所で排出された二酸化炭素などの温室効果ガスを削減することが困難な場合、他の場所で実現された温室効果ガスの排出削減量(クレジット)を購入することで、温室効果ガスの排出をオフセット(相殺)することを指す。ブルーソースが5億ドルの投資資金で取り組む温室効果ガス削減プロジェクトは、セメント工場や化学肥料工場などから排出される二酸化炭素などの温室効果ガスをパイプラインで集め、掘り尽くした油田や岩塩でできた地下の帯水層に貯蔵するもの。また、カーボン・オフセット運動に取り組む企業の間で取引されるクレジット(排出権)の流通市場の創設も含まれる。オク・ジフはこうしたプロジェクトへの取っ掛かりを掴みたい考えだ。現在は、クレジットの流通は相対取引で行われているため、議会では大規模製造業や公益事業の企業が今後、必要となるクレジット売買の流通市場を整備し、温室効果ガスの削減を義務付ける方向で議論が進められている。ブルーソースによると、地下に貯蔵されている二酸化炭素のクレジットは1トン当たり6-7ドルとなっている。これまで、同社は1,000万トンの二酸化炭素に相当するクレジットを売却しており、その分の二酸化炭素を地下に貯蔵しているという。ブルーソースは、地球温暖化の防止のため、カーボン・オフセットの考え方を具体的に実現するためのさまざま手段を提供する企業で、本社はユタ州ソルトレークにある。主に北米で事業展開しており、他の拠点にはカナダのカルガリーやアルバータ、米国のデンバー、ローリー(ノースカロライナ州)、サンフランシスコ、ニューヨークがある。2006年にはエネルギー関連投資では米国最大手のプライベートエクイティ(PE)ファンド、ファースト・リザーブ・コーポレーションから出資を受けている。



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