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英マン・グループ傘下のヘッジファンド、ゲート条項を発動し資金償還停止―解約殺到

ダウ・ジョーンズは22日付で、英マン・グループ子会社のヘッジファンドが、投資家からの解約殺到で、ゲート条項を発動し資金償還を停止した、と報じている。
資金償還を停止したのは、ヘッジファンド世界最大手のマン・グループが50%出資しているオーア・ヒル・パートナーズ(Ore Hill Partners)で、先週末(22日)、オーア・ヒル傘下の旗艦ファンド「Ore Hill International」(預かり資産12億ドル)に、投資家から解約が殺到したことを理由に、ゲート条項に基づく資金償還停止措置を講じたと発表した。

オーア・ヒルによると、投資家から合計3億ドルの解約請求が来ているという。

オーア・ヒルは2002年に創業し、債券投資に特化したヘッジファンド運用会社として知られる。資産運用額は30億ドル。しかし、昨年夏のクレジット市場危機以降、銀行貸出債権やブリッジローン、ジャンク債、CDO(多数債権プール型資産担保証券)などのストラクチャード・クレジットを使った資産運用のパフォーマンスが悪化している。

オーア・ヒルの2005年のリターンはプラス10.95%、2006年は13.3%だったが、昨年はプラス1.8%に急低下。ヘッジファンド・リサーチによると、7月までの年初来リターンはマイナス6.5%と低迷している。このため、投資家から早晩、資金償還請求が出ると見られていた。

オーア・ヒルは近く、役員会を招集し、投資家に対し詳しい追加情報を公表するとしている。今年に入って、資金償還を停止したヘッジファンドにはドレイク・キャピタル・マネジメント(Drake Capital Management)やティスベリー・キャピタル・マネジメント(Tisbury Capital Management)、パルダス・キャピタル・マネジメント(Pardus Capital Management)がある。

Dow Jones
22 Aug 2008 21:54 BST
DJ REPEAT AND CORRECT: Sam DeRosa-Farag No Longer Ore Hill Pres



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