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相場の悪化に伴うヘッジファンドの動向―株価下落は絶好の拾い場

米国経済がリセッションに入るという見通しが広がりつつあることから、株式市場をはじめ、クレジット市場や商品先物市場は今週に入り、大幅な下落に転じている。ヘッジファンドは、新興国市場や農産物市場などで作ったロング・ポジションをクローズする一方で、下落が止まらない株式市場を「絶好の拾い場」ととらえ、新たな収益機会を伺っている。
ロイターが複数のヘッジファンド・マネージャーに取材したところ、相場の悪化が進む中で、ヘッジファンドは昨年までホールドしていたロング・ポジションを次々とクローズしている。こうした動きの背景には、レバレッジの削減をしきりに促すプライム・ブローカーからの圧力もあるという。

取材に応じたヘッジファンド・マネージャーからは「どのファンドも、ポジションを縮小する傾向にある」「今年に入ってもロング偏重で運用していた株式ロング・ショート型のファンドの多くが、運用困難に陥っている」といった声が上がっている。

一方で、市場の悪化を、大きな収益機会を見出すヘッジファンドもある。いくつかの主要なロング・オンリー型のファンド・マネージャーは、投資先セクターとして、小売やエンジニア、中小型株といった現在大幅な下落が進む領域から離れて、タバコや生活必需品などといったディフェンシブのセクターに目を向けつつある。

ディフェンシブ・セクターは現在割安だと彼らは認識しているという。英国のあるファンド・マネージャーは、「市場が悪化すればするほど、ディフェンシブ・セクターに投資家の目は移る。しかし我々が今、目を向けるべきは景気循環株だ。景気循環株は現時点で出来高が少ないが、金利の引き下げが続けば、注目を集めるだろう」とコメントしている。



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