トップ >  米ワトソン・ワイアット、ヘッジファンドの徴収する追加報酬「不可解」と批判



米ワトソン・ワイアット、ヘッジファンドの徴収する追加報酬「不可解」と批判

ヘッジファンドの徴収する追加費用が不可解だとするコンサルティング大手の米ワトソンワイアットの批判を、1日付のフィナンシャル・ニュースが報じている。
年金・資産運用の大手コンサルティング会社ワトソンワイアット(Watson Wyatt)は、成功報酬不足に苦しむヘッジファンドが、2%の管理報酬に加えて、諸費用を投資家から徴収していることに対し批判の矛先を向けている。

ワトソンワイアットでシニア・インベストメント・コンサルタントを務めるダミエン・ラブデー(Damien Loveday)氏は、こうした費用が「不可解」だと指摘する。ヘッジファンドは通常、運用益に対して20%の成功報酬を、資産額に対して2%の管理報酬を課しているが、追加費用の存在によって、実質の管理報酬が7%にまで増加する場合があるという。

投資家の話によると、あるロンドンのヘッジファンドは、新ファンドの募集活動を米国で行った際の旅費を追加で請求したという。投資家に請求する追加費用に関しては、業界で広く支持されている基準が存在しない。ファンドの所在地によって情報開示の基準が異なるため、追加費用の金額を正確に算定することは、投資家にとって必ずしも容易ではない。

専門家の1人は、資産額1億ドルから2億ドルのヘッジファンドの場合、実質の管理報酬は追加費用によって0.25%から0.50%増加することを示し、営業費用や旅費はファンドの運用会社が支払うべきだと説いている。また、手数料よりも有能なマネジャー探しに力を注いでいたため、一部のファンド・オブ・ヘッジファンズは追加費用の問題に関心を払ってこなかったという。

業界基準を設定するべくヘッジファンド運用会社14社が設立した業界団体ヘッジファンド・ワーキング・グループ(The Hedge Fund Working Group)は、追加費用が発生することを投資家に対して明らかにし、追加費用を積極的に管理した上で、追加費用の認可にはファンドの幹部が携わるよう推奨している。

また、同団体は1月に出した最終報告で、「マネジャーは、(計算方法も含め)全ての費用と支出を公開し、支払う費用と受け取る報酬の性質を明確にする」、「管理報酬や成功報酬だけでなく、追加費用も含めた総経費の比率を公開するよう検討する」ことを提言している。

Dow Jones
01 Sep 2008 01:01 BST
DJ Financial News: Watson Wyatt Criticises High Fee Structure

米ワトソン・ワイアット、ヘッジファンドの徴収する追加報酬「不可解」と批判に関連する記事

2008年09月の記事一覧です。

年月別ヘッジファンド情報

年収41億円の女性トレーダー

おすすめ:年収41億円、世界有数の女性トレーダー 米経済誌フォーブスは昨年2011年のヘッジファンドマネージャーの報酬ランキング上位40・・・

紹介したくなる不動産投資会社

おすすめ:不動産投資で、友人に紹介できる企業とは 自分の友人・知人に誰かを紹介する、ということはある意味で大きなリスクを伴います。紹介し・・・

住まいづくりのベストパートナー

おすすめ:研ぎ澄まされた「日本の邸宅」がここに。 “Klass Design”  理想の住まい、そして快適な暮らしを手にするためには、自分にとっての最適な伴走者(パー・・・

簡単登録でメルマガ配信。YUCASEE MEDIAメルマガ登録で限定プレゼントへの応募も!

RSS情報 RSS feed


フォローする Twitterでフォローする


他社リリース情報

YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)とは