トップ >  米ヘッジファンド大手アティカス、今年の損失額が50億ドル超に達する



米ヘッジファンド大手アティカス、今年の損失額が50億ドル超に達する

米ヘッジファンド大手アティカスは今年に入って、損失が50億ドル超に達していることが明らかになった。1日付の英紙フィナンシャル・タイムズの報道を受けて、ダウ・ジョーンズなど金融メディアが報じている。
アティカス・キャピタル(Atticus Capital)の総運用資産は、7月末時点で約140億ドルと、1年前の200億ドル超から大幅に減少している。報道によると、金融不安による影響を大きく被ったためとしている。

アティカスの2本の旗艦ファンド「Atticus European fund」(運用資産70億ドル)と「Atticus global fund」は、今年に入りパフォーマンスが急激に悪化。8月末時点での年初来リターンは、それぞれマイナス32.9%とマイナス25%と、同社のドル建てのヘッジファンドでは過去最大規模の損失となった。

要因としては、アティカスが、一部金融銘柄に対して大規模で集中的な投資を行なっていたことと、リスクヘッジとなる空売りをほとんどしていなかったことが挙げられる。

アクティビストであるアティカスは近年、ドイツ取引所によるロンドン証券取引所(LSE)の買収阻止、またバークレイズによるABNアムロの買収に反対するなど大型買収案に深く関与して大きなリターンを上げてきた。しかし、昨夏のサブプライム問題に端を発した信用収縮で、金融関連の株価が大幅に下落。金融不安の中で下落基調が続くと、昨年までもっとも人気のあったイベント・ドリブン戦略から資金の流出が相次いだ。

関係者によると、アティカスは、契約に際してロックアップ条項を導入しているため、これまでのところ償還請求はほとんどないという。

昨年まで2本の旗艦ファンドは好調なパフォーマンスを維持していた。「Atticus European fund」の過去3年の年間リターンはプラス28%、44%、63%、また「Atticus global fund」の過去5年の年平均リターンはプラス17.5%となっている。

アティカスのIR部門責任者、ロブ・コバーン(Rob Coburn)氏は「確かに今年はパフォーマンスが低迷しているが、短期間で弊社のパフォーマンスを評価しても意味のないことだ。長期的な運用をしている弊社のパフォーマンスは、2-5年のスパンで評価する必要がある」と主張している。

Dow Jones
01 Sep 2008 16:43 BST
Atticus Capital Lost $5B On Falling Financial Stocks -Source

米ヘッジファンド大手アティカス、今年の損失額が50億ドル超に達するに関連する記事

2008年09月の記事一覧です。

年月別ヘッジファンド情報

住まいづくりのベストパートナー

おすすめ:研ぎ澄まされた「日本の邸宅」がここに。 “Klass Design”  理想の住まい、そして快適な暮らしを手にするためには、自分にとっての最適な伴走者(パー・・・

年収41億円の女性トレーダー

おすすめ:年収41億円、世界有数の女性トレーダー 米経済誌フォーブスは昨年2011年のヘッジファンドマネージャーの報酬ランキング上位40・・・

紹介したくなる不動産投資会社

おすすめ:不動産投資で、友人に紹介できる企業とは 自分の友人・知人に誰かを紹介する、ということはある意味で大きなリスクを伴います。紹介し・・・

簡単登録でメルマガ配信。YUCASEE MEDIAメルマガ登録で限定プレゼントへの応募も!

RSS情報 RSS feed


フォローする Twitterでフォローする


他社リリース情報

YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)とは