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英ヘッジファンドのアティカスとTCI、ドイツ証券取引所の経営改革要求で連携

英米のヘッジファンド運用2社は、フランクフルト証券取引所を運営するドイツ証券取引所の株価急落に歯止めをかけるため、監査役会の人事刷新を含めた経営改革を連携して進めることで合意した、とダウ・ジョーンズが2日付で報じている。
ヘッジファンド2社は英国のヘッジファンド、ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド(TCI)と米国のヘッジファンド運用会社、アティカス・キャピタル(Atticus Capital)。両者合計でドイツ証取の19%を保有する大株主となっている。

過去にもTCIは、ドイツ証取が2005年にロンドン証取買収に失敗したあと、当時のヴェルナー・ザイフェルト(Werner Seifert)社長を解任に追い込んだ実績がある。

今回、TCIとアティカスが連携した狙いは、ドイツ証取の株価の急落に歯止めをかけ、株主価値を高めることにある。今年5月中旬以降、ドイツ証取の株価は36%も下落、8月だけでも12%以上も下落している。

これに対し、ドイツ証取側も、コンプライアンスの観点から、来年5月の監査役会で新しいメンバーを選出する計画だとし、クルト・フィアメルツ(Kurt Viermetz)監査役会長はすでに人選に入るよう指示を出しているという。また、フィアメルツ氏は「すべての株主は候補を推薦する権利を保有している」と前向きだ。

一方、市場ではこれらヘッジファンド2社の連携を歓迎している。監査役会の刷新によって、証券取引所のビジネスモデルが変わる動きが加速、株主価値が上昇する可能性があるためだ。

また、コメルツバンク銀行のアナリスト、ローランド・プフェンダー(Roland Pfaender)氏は、TCIとアティカスは株価支援策として大規模な自社株買いを実施するのではないかと期待感を示す。さらに、子会社で清算機関のクリアストリーム(Clearstream)の売却の可能性もあるといわれる。

ドイツ証取の株価は、2社の連携発表後、ロンドン時間の2日午後0時29分時点で、前日比5.5%高の67.75ユーロに急伸している。

Dow Jones
02 Sep 2008 13:00 BST
DJ 2nd UPDATE: Deutsche Boerse Shareholders Push For More Value

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