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米運用会社オスプライ、旗艦ヘッジファンドを清算へ―年初来38.6%のマイナス

米ヘッジファンド運用会社オスプライ・マネジメントは2日、投資家向けの書簡の中で、旗艦ファンド「Ospraie Fund」を清算することを明らかにした、とダウ・ジョーンズが同日付で報じている。
「Ospraie Fund」のリターンは、原油や銅、天然ガスなどの資源関連株のほか、CDO(多数債権プール型資産担保証券)などのストラクチャード・クレジットに対する投資が裏目に出たことから、運用成績が急速に悪化。8月の月間リターンはマイナス27%、年初来もマイナス38.6%に損失が拡大している。

「Ospraie Fund」は、巨大ファンドのタイガー・マネジメント(Tiger Management Corp)での運用経験を持つ著名な運用マネージャー、ドワイト・アンダーソン(Dwight Anderson)氏が創設したファンドだが、この6週間は、エネルギーや鉱山などの資源関連株を大量に売却したため、コモディティ価格が下落、ファンドの損失を広げる結果となっていた。

また、「Ospraie Fund」には損失が30%を超えた場合、投資家は解約請求ができるという条項があり、オスプライはこの条項に基づいて「Ospraie Fund」の清算を決定、投資家への資金償還を開始することになったとしている。

今回の「Ospraie Fund」の清算は、オスプライに20%出資している大手証券リーマン・ブラザーズにとっても新たな問題となった。清算発表は大引け後に行われたが、時間外取引で、リーマンの株価は一時、終値からさらに3.6%も下落した。

オスプライは、今後、9月30日までに「Ospraie Fund」の資産の40%、年内にさらに40%を投資家に償還する。残りの20%は流動性が薄いため、最長で3年間かかる見通しだ。

「Ospraie Fund」清算後も、オスプライは3つの特別目的ファンド(運用資産40億ドル)を運用することになる。しかし、3月時点で90億ドルもあった運用資産も急減することになる。

「Ospraie Fund」は2000年2月から投資を開始し、今年の運用不振に陥るまでは、年平均のリターンはプラス15%だった。また、運用資産はピーク時には38億ドルに達したこともある。8月初め時点では28億ドルだったが、それもエネルギーなどの資源関連株への投資が裏目に出て、損失を広げていた。

Dow Jones
03 Sep 2008 00:18 BST
WSJ: Ospraie Management To Shut Down Largest Fund

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