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清算に至った米オスプライのヘッジファンド、コモディティ関連株の早すぎる急落が敗因

ダウ・ジョーンズは3日付の特集記事で、米ヘッジファンド運用会社オスプライ・マネジメントの旗艦ファンドが清算に至ったのは、コモディティ関連株の下落が予想以上に早く起きたためだ、と報じている。
オスプライ・マネジメント(Ospraie Management)は2日、旗艦ファンド「Ospraie Fund」を清算すると発表したが、その理由については、リターンが、原油や銅、天然ガスなどのコモディティ関連株のほか、ストラクチャード・クレジットに対する投資が裏目に出て、運用成績が急速に悪化したためとしている。

しかし、ダウ・ジョーンズによると、オスプライは、コモディティ自体の先物価格の方向性については正しい読みをしていたが、それらのコモディティ関連株の動きを読みきれなかったと結論付けている。

関係筋によると、オスプライはコモディティ市場でショートポジションを取る一方で、株式市場ではそれらのコモディティ関連株のロングポジションを取ったという。しかし、結果は、株価が急落する一方で、コモディティの価格はそれほど落ちず、賭けが完全に裏目に出て損失が広がったのだ。

通常、投資家は、コモディティ価格が上昇する前に、それらのコモディティ関連株を買い、反対に、コモディティ価格が下落に転じる前に、コモディティ関連株をうまく売り逃げすることを目指して運用する。

また、コモディティ価格と株価が連動して同じ方向に動くようになるには、通常、数ヶ月かかるものだ。

しかし、今回のオスプライの場合、コモディティ価格が下落するより前に、エネルギーや農産物、金属などのコモディティ関連株の下落が早く起きたため、ポジションを解消せざるを得なくなり、「Ospraie Fund」の損失が雪ダルマ式に膨れ上がったという。

この損失拡大について、「Ospraie Fund」の運用マネージャー、ドワイト・アンダーソン(Dwight Anderson)氏は、投資家向けの書簡の中で、この6週間、エネルギーや鉱山などの資源関連株は過去10-20年来の急落となっていたため、保有していたコモディティ関連株を大量に売却したことが、損失を広げたと指摘。また、このコモディティ関連株の売却がコモディティ価格の下落にもつながった。

確かに、コモディティの先物価格はピーク時からかなり値を下げているので、ショートポジションは正しかったが、運が悪かったのは、コモディティ関連株の下げ幅の方がコモディティ価格の下げ幅よりも大きすぎた、とダウ・ジョーンズは指摘する。

Dow Jones
03 Sep 2008 15:20 BST
DJ FOCUS: Ospraie Fund Stumbled Over Commodity Stocks

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