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コモディティ投資のヘッジファンドで損失拡大―オスプライのファンド清算は前兆

ダウ・ジョーンズは4日付で、米ヘッジファンド運用会社オスプライ・マネジメントの旗艦ファンドがコモディティ投資に失敗して清算に追い込まれたが、これと同様な結果が今後、他のヘッジファンドにも起こりうる、と報じている。
コモディティブームを謳歌してきたヘッジファンドにとって、先物市場でのコモディティ価格と株式市場でのコモディティ関連株が上昇から急落に転じた7月と8月の2ヶ月間は魔の月となった。これまでの勝利の方程式が180度変わったからだ。

関係筋によると、オスプライ(Ospraie Management)はコモディティ市場でショートポジションを取る一方で、株式市場ではそれらのコモディティ関連株のロングポジションを取ったという。しかし、結果は、株価が急落する一方で、コモディティの価格はそれほど落ちず、賭けが完全に裏目に出て損失が広がった。

米ハービンジャー・キャピタル・パートナーズ(Harbinger Capital Partners)は、鉄鋼株に投資しているが、7月の月間リターンはマイナス16%と大きく落ち込んだ。鉄鋼株がその裏付けとなっている資源価格の下落に連れ安となったほか、原油安で原油先物のロングポジションに損失が発生したからだ。

8月は、原油のポジション解消などコモディティ投資を積極的に減らした結果、運用成績が回復、年初来リターンはプラス20%超で推移しているが、6月末時点のプラス42%の半分以下に落ち込んでいる。

また、チルトン・インベストメント(Chilton Investment Co.)傘下の天然資源ファンド(運用資産額10億ドル)も8月最初の8日間のリターンはマイナス7.7%となった。ドーセット・エナジー・ファンド(Dorset Energy Fund)のリターンも、6月まではプラス20%だったが、6月から8月中旬でマイナス16%超となり、年初来リターンはマイナスだ。

一方、ファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)を運用するマグナム・グループ(Magnum Group)のデービッド・フライドランド(David Friedland)氏は、「コモディティブームが終わったとは思っていない。ただ、コモディティ投資のエクスポージャーが高いヘッジファンドの運用成績は荒っぽい動きになるだろう」と話す。

フライドランド氏は、コモディティ価格は調整局面に入っているだけで、基本的には価格は上昇方向にあり、コモディティブームは再来するという。実際、同氏はコモディティブームで株価が急騰しているロシアのコモディティ関連株に投資しており、運用状況は順調だという。

Dow Jones
04 Sep 2008 20:18 BST
After Ospraie, Commodities Could Hurt More Hedge Funds

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