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ヘッジファンドを悩ます投資家からの解約請求

世界の主要株式市場が大幅に低迷している原因は、投資家からの資金償還請求の増加に苦慮しているヘッジファンドが保有株式の換金売りに走っているため、とウォールストリート・ジャーナルが6日付で報じている。
同紙によると、特に、台風の目となっているのは、複数のヘッジファンドに投資して資産運用しているファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)で、今後数週間は、FoHFによるヘッジファンドの解約が急増、その結果、ヘッジファンドによる株式市場での換金売りが急増する可能性があるという。米ヘッジファンド運用会社、ホワイトボックス・アドバイザーズ(Whitebox Advisors)の代表を務めるアンドリュー・レッドリーフ(Andrew Redleaf)氏は、顧客向けの書簡の中で、「ヘッジファンドのポートフォリオの運用の主導権は、運用マネージャーから投資家に移っており、ファンドのパフォーマンスを悪化させている」と述べ、解約の急増を嘆く。また、ヘッジファンドのリターンがプラスでも解約請求が起きている。FoHF運用会社、RCGキャピタル・アドバイザーズ(RCG Capital Advisors)の場合、8月末のリターンはプラス1%と、S&P500種株価指数のマイナス13%を大幅に上回ったにもかかわらず、大口顧客の金融機関が緊急の資金調達に迫られて解約請求を起こしたため、やむなく36本のヘッジファンドを解約、1億ドルを資金償還させている。FoHFのAIGインベストメンツ(AIG Investments)の戦略担当責任者、ロバート・ディスコロ(Robert Discolo)氏は、機関投資家やベテランの投資家は大量にヘッジファンドを解約していないという。むしろ、新参組の富裕層の投資家が今年の運用成績の急激な悪化に浮き足立って、解約を急いでいると指摘する。また、ディスコロ氏は、投資先のヘッジファンドに対し大規模な解約はしていないという。損失が拡大し、有能な専門家やアナリストを囲いきれず、生き残る可能性が低いヘッジファンドから投資資金を回収して、他のファンドにシフトする度合いを強めているという。こうしたヘッジファンド間の資金シフトは今後数ヶ月にわたって続く可能性が高い、とディスコロ氏は指摘する。Dow Jones
06 Sep 2008 04:06 BST
WSJ(9/6) Hedge Funds Get Rattled As Investors Seek Exits

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