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ノルウェーの大型年金ファンド、豪リオ・ティント株を売却

ノルウェー政府年金基金は、環境に対する懸念から、豪鉱業大手リオ・ティントを投資対象から除外したと9日付のダウ・ジョーンズが報じている。
ノルウェー政府年金基金グローバルは倫理委員会の判断に基づき、鉱業大手豪リオ・ティントを投資対象から除外した。リオ・ティントは二重上場しており、同基金はロンドン証券取引所(LSE)上場で442億クローネ(約77億ドル)相当、オーストラリア証券取引所(ASX)で4.3億クローネ(約0.75億ドル)相当をそれぞれ売却した。ノルウェー政府年金基金グローバルは、ノルウェー政府が北海の原油資源から得た利益を投資する政府系ファンド(SWF)で、自国を除く全世界のさまざまな企業の銘柄を保有している。ノルウェー国内の銘柄に投資するファンドは「政府年金基金ノルウェー」と呼ばれている。約2兆クローネ(約3,500億ドル)を運用する同基金は定期的に倫理基準に照らして判断を下し、問題の企業を投資対象から除外している。倫理委員会は今回、「リオ・ティントの事業は、インドネシアのグラスベルグ鉱山において深刻な環境被害を発生させている」と指摘している。同基金を監督するノルウェー財務省は、グラスベルグ鉱山は自然の河川に日量約23万トンの選鉱くずを排出しているとし、「リオ・ティント側には、廃棄物の処理法を変更したり、自然環境への被害を大きく低減する方策を取るといった様子が一切見られなかった」と述べている。また、「同社を投資対象から除外した理由は、著しく倫理に反する行動に関与することは、許容しがたいリスクを抱えることになるため」と説明している。インドネシアのグラスベルグは世界で最も収益性の高い鉱山の1つで、世界最大の銅鉱床でもある。埋蔵量は2,480万トンの銅を含む原鉱石が28億トン、金が1,500トンあまりとなっている。環境保護論者はグラスベルグにおける選鉱くずの処理方法を批判しており、同社の鉱山事業はグラスベルグ地域の独立運動に関する論争の火種となっている。Dow Jones
09 Sep 2008 11:04 BST
Norway Pension Fund Pulls Out Of Rio Tinto

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