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英RABキャピタル、旗艦ヘッジファンドの3年間償還停止を提案

英ヘッジファンド運用会社RABキャピタルは10日、傘下の旗艦ファンドを2011年までの3年間、ロックアップ(解約停止)する方針を明らかにしたと、ダウ・ジョーンズが同日付で報じている。
ロックアップされるのは、コモディティ投資戦略に失敗し運用難となっている「RAB Special Situations」。同ファンドは、マスターファンド(直接、海外市場で有価証券を買い付けて運用するファンド)で、「RAB Special Situations Fund」と「RAB Special Sits」の2本のフィーダーファンドから投資を受けている。RABでは、2011年10月3日までの3年間のロックアップを提案しており、2本のフィーダーファンドの顧客に対し、9月29日までロックアップの賛否を問う投票を要請している。しかし、RABは償還停止の提案が拒否された場合、これらのファンドをすべて清算するとしている。RABの発表を受けて、ロンドン証券取引所の代替投資市場(AIM)では、RABの株価は一時13%安の26ペンスまで急落。年初来では71%安となり、時価発行総額も1億2,700万ポンドに急減している。ロックアップは、RAB Special Situationsの損失がこれ以上拡大しないようにするのが目的だが、同ファンドは小型の鉱山関連株や国有化された英ノーザン・ロック銀行への投資に失敗、8月の月間リターンはマイナス22%、年初来ではマイナス48%に達している。また、運用資産額も昨年12月末の20億ドル強から9億2,300万ドルに半減している。RAB側は、「RAB Special Situationsのポートフォリオの資産にはかなりの潜在的な価値がある」とした上で、「引き続き、RAB Special Situationsへ投資を継続することが最良の選択と判断した」と述べている。また、RABの共同創業者の一人であるフィリップ・リチャーズ(Philip Richards)氏は、4日付でCEO(最高経営責任者)の職を退き、ファンドマネージャーに専念すると発表されたが、同氏は「初期に投資した天然資源からの成果が出るには時間はかかるが、顧客に報いることができると信じている」と話している。一方、ランズバンキ(Landsbanki)のアナリストは、「多くのRABのファンドの保有資産には流動性がないことを考慮すると、会社側は資金償還のための換金売りを回避するため、管理手数料や成功報酬の引き下げを要求される可能性がある」と指摘。その上で、RABの投資判断を「売り」に据え置いた。RABは、ロックアップが支持されれば、手数料を現行の2%から1%へ、また、成功報酬も20%から15%へ引き下げるとしている。RAB Special Situationsは経営難のため国有化された英国のノーザン・ロック銀行や、今年に入って株価が68%下落している天然ガス会社オクスス・ゴールドなどへの投資で、年初から10億ドル以上を失っている。同ファンドは2003年の投資収益率が1475%と、ロンドンで最も成功したファンドの1本だった。Dow Jones
10 Sep 2008 08:27 BST
RAB Asks Special Situations Investors For 3Yr Lock

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