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香港ヘッジファンドPMA、傘下のファンド2本が年初来で2桁リターン

市場環境の悪化によりアジア市場を対象としたヘッジファンドの多くが低迷する中、香港のヘッジファンド運用会社PMAの運用するファンド2本が年初来で2桁のリターンを達成している。ロイターを始め複数のメディアが10日報じている。
香港を拠点とするPMAインベストメント・アドバイザーズ(PMA Investment Advisors)は、旗艦ファンドである「Harvester Fund」の8月末時点での年初来リターンがプラス13.67%であったことを明らかにした。同ファンドの投資戦略は外国為替および金利デリバティブに特化したマクロ系ファンドで運用資産額は2.29億ドルとなっている。「Harvester Fund」のCIO(最高投資責任者)、シャン・ホン・リュー(Shun Hong Liu)氏は、パフォーマンスが好調である要因として、常にアジア市場に関する生の情報をリアルタイムで入手しており、アジア市場の環境に精通している点を挙げた。リュー氏は「我々は、市場の歪みや矛盾といった収益機会を見逃さずに投資している。また、常にマクロ環境を踏まえてリスクヘッジを行なっている」と語っている。「Harvester Fund」は、2007年3月に設立されたにもかかわらず、昨年もプラス17%近いリターンをあげた。また、PMAのクレジット専門ファンド「Temple Fund」も、年初来リターンがプラス10.41%と好調に推移。運用資産額2.39億ドルの同ファンドは、アジア企業への担保付き貸出に特化しており、昨年もプラス18.95%のリターンを達成している。「Temple Fund」のダリル・フリント(Darryl Flint)CIOは「クレジット市場が不安定な状況においても、我々は一貫した投資戦略を堅持しており、現状のまま推移すれば今年の目標を達成できる見込みだ」とコメントしている。2002年7月に設立されたPMAは、為替・金利やクレジットの他、株式ロング・ショート戦略を専門とした8本のファンドを運用。現在の運用資産総額は25億ドルに達している。PMAは2006年、日本の独立系資産運用会社スパークス(SPARX)(運用資産130億ドル超)に2.26億ドルで買収され傘下に入っている。PMAによると、「Harvester Fund」と「Temple Fund」の両ファンドは現在も引き続き出資を受け付けているという。

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