トップ >  ヘッジファンド運用者、債券市場の更なる悪化を予想

ヘッジファンド運用者、債券市場の更なる悪化を予想

ヘッジファンド・マネージャーやウォールストリートの専門家たちは、サブプライム問題ですでに大きな痛手を受けた債券市場が、さらに悪化が進むと予想していると、24日付のフィナンシャル・タイムズが報じている。
ヘッジファンドなどは、債券市場の悪化を見込んで、債券の下落で利益が得られるショート・ポジションを形成している。ショートの対象となるのは、無担保社債を核に金融工学を駆使して組成された複雑な仕組み債。トレーダーは、これらの債券が、額面割れすることも前提で取引している。

債券には、リスクや償還条件によって、シニア債、メザニン債、ジュニア債に分かれるが、ヘッジファンドは最もリスクの低いシニア債をロングする一方で、最もリスクの高いジュニア債をショートしている。ロングとショートを組み合わせることで、ヘッジファンドは、信用環境が悪化してシニア債が上昇し、ジュニア債が下落すれば、利益を得ることができるという。

ヘッジファンドが社債の見通しに悲観的になっている一方で、実際のデフォルト率はほとんど変化が見られない。格付け会社ムーディーズが発表した12月における世界のジャンク債のデフォルト率は、0.9%ときわめて低い水準となっている。ただし、昨年の後半以降は、資金の流動性環境の悪化が進んでいることから、2008年末には4.8%程度まで上昇するとムーディーズは予想している。



ヘッジファンド運用者、債券市場の更なる悪化を予想に関連する記事

2008年01月の記事一覧です。

年月別ヘッジファンド情報

ヘッジファンドに投資するならヘッジファンドダイレクト株式会社

HF報酬ランキング テッパー氏が2年連続3度目

デビッド・テッパー

ヘッジファンドマネージャーの2013年の報酬ランキングが発表され、1位はアパルーサ・マネジメントのデビッド・テッパー氏となった。報酬額・・・

ノーベル財団の資産運用は株からヘッジファンドへ

大村智

ノーベル賞賞金の出所であるノーベル財団の資産運用が2013年に引き続き2014年も15.8%と好調である。ヘッジファンド比率を大幅に増…

HSBC脱税ほう助は、ただの香港経由スイス移し?

英の富裕層向け金融大手HSBC

英金融大手HSBCが富裕層顧客の巨額の脱税をほう助していた情報がICIJの調査によって明らかにされた。スイス部門が200か国以上…

高岡壮一郎(ヘッジファンドダイレクト代表)著「富裕層のNo.1投資戦略」|総合法令出版

RSS情報 RSS feed


フォローする Twitterでフォローする