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米裁判所、ヘッジファンド2社にアルゼンチン国営銀行の財産差し押さえを認める

米連邦地方裁判所は12日、ヘッジファンド2社に対してアルゼンチン国営銀行の資産差し押さえを認めた。【15日 ダウ・ジョーンズ】
ニューヨーク南地区裁判所は、ヘッジファンド運用会社のNMLキャピタル(NML Capital Ltd.)とEM(EM Ltd.)に対し、 アルゼンチン国営銀行バンコ・デ・ラ・ナシオン(Banco de la Nacion)の保有する推定7,200万ドルの資産差し押さえを認めた。

NMLキャピタルとEMは、2001年にデフォルトに陥ったアルゼンチン国債の保有者の中で最も強硬な姿勢を示している。2005年にアルゼンチン政府が額面価格1ドルの国債に対し、新たに発行した30セントの国債との交換を申し出たものの、このヘッジファンド2社はこれを拒否した。2社は、未払いの利子などを含め、累積約20億ドルの債権を保有していると推測されている。

ニューヨーク州の規定では、外資系銀行の支店は他行に資産担保口座(asset pledge accounts)を用意することが求められている。州金融当局の承認を得なければこの口座に接触することは出来ない。

NMLキャピタルは、バンコ・デ・ラ・ナシオンが「アルゼンチン政府の完全な支配下にあったため、独立性を欠いていた」と主張し、為替・債券市場へ介入するために銀行の資産を利用することを認める法改正が行われていたことを指摘した。

裁判所は今回、銀行はアルゼンチン政府と一体化していたとするヘッジファンド側の主張を認めたが、上級裁判所で銀行側の反論が審議されるまで差し押さえの執行は認められない。また、差し押さえを認める最終判決が下されても、ヘッジファンド2社が確保できる資産は限定的になる公算が高いという。

資産担保口座の場所は特定されておらず、原告のヘッジファンドは弁護士を通じてニューヨーク中の銀行に3,000通もの手紙を送り、バンコ・デ・ラ・ナシオンの口座を凍結するよう求めている。

Dow Jones
15 Sep 2008 19:40 BST
NY Court OKs New Argentina Asset Attachment By Holdouts

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