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リーマンとの未決済取引のゆくえを懸念するヘッジファンド―CDS取引をすべて停止

経営破綻した米証券4位リーマン・ブラザーズとCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)取引を行っていたヘッジファンドは、未決済玉を抱えて困惑している。【16日 ダウ・ジョーンズ】
リーマンは、米CDS市場ではCDSのプロテクション・バイヤー(買い手)の最大手の一つだが、16日に連邦破産裁判所に破産法第11条の適用申請以降、CDSのプロテクション・セラー(売り手)であるヘッジファンドとの取引をすべて停止している状況だ。

このため、CDSの未決済玉を抱えるヘッジファンドは、CDS契約の解消や決済がいつ、どのような形で行われるのかが読めず困惑している。

CDS契約は、参照債務の不履行時に元利金の返済を保証する契約で、通常のDVP(Delivery Versus Payment:証券の受け渡しと資金決済を同時に行うこと)と違い、契約期間が数年間にわたるのが特徴。また、リーマンのような大手のカウンターパーティーの破綻という緊急事態への対処には慣れていないのが実態だ。

リーマンから会社分割したヘッジファンド運用大手GLGパートナーズ(GLG Partners Inc.)は16日、未決済玉の大半をリーマン以外のプライムブローカーに移したと発表している。

他のヘッジファンドもすでにリーマンとの取引から撤退しており、ヘッジファンドコンサルティング会社のライアビリティ・ソリューションズ(Liability Solutions)は、「大手のヘッジファンドの大半は、リーマン破綻の数カ月前から最近までリーマンとの取引を止めており、今後プライムブローカーを複数化させるだろう」と見ている。

またリーマンは、GLGの13.7%を保有する最大株主だが、他にも、ニューヨークに本社を構える世界最大級のヘッジファンド、DEショウ(D.E. Shaw & Co.)や債券投資型ファンドの指標的存在である英ヘッジファンド、ブルーベイ・アセット・マネジメント(BlueBay Asset Management PLC)、今月初めに旗艦ヘッジファンドの清算を発表したオスプライ・マネジメント(Ospraie Management)の株式を保有している。

しかし、リーマンは資産運用部門の55%の売却を進めていることや、保有株式の売却には連邦破産裁判所の管財人の許可が必要なため、まだ売却には至っていない。仮に売却されたとしても、個々のヘッジファンドや業界全体には大きな問題にはならないと見られている。

Dow Jones
16 Sep 2008 18:25 BST
DJ FOCUS: Hedge Funds' Lehman Exposure Lies In Unsettled Trades

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