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成功報酬を得ているヘッジファンド、10本中1本に過ぎない―ユーリカヘッジ調査

昨今の金融市場の混乱を受けて、ヘッジファンドの収益性が疑問視される中、成功報酬を確保しているヘッジファンドは10本中1本しかないことが調査会社の調べで明らかとなった。【22日 ウォールストリート・ジャーナル】
ヘッジファンド調査会社ユーリカヘッジ(Eurekahedge)が世界のヘッジファンド4,000本を対象に実施した調査によると、ほとんどのヘッジファンドは今年年初来、成功報酬を受け取る基準であるハイ・ウォーター・マークをクリアしていないという。ヘッジファンドは通常、純資産額が過去のピークを超えた場合に限り、リターンの20%という高比率の成功報酬を受け取ることができる。

こうした厳しい情勢に加えて、ヘッジファンドが得意とする空売りに対して、欧米の金融当局による規制強化が追い討ちをかけているという。

ユーリカヘッジによると、ファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)の場合、調査対象ファンド全体の97%が、年初来からハイ・ウォーター・マークをクリアしていないという。戦略別では、株式ロング・ショートは90%がクリアしておらず、イベント・ドリブンは86%、ディストレストは85.4%、マネージド・フューチャーズが82.6%であった。

ユーリカヘッジは今回の調査に当たり、7月末日までのデータを利用したが、その後さらに悪化している可能性があるとしている。

ヘッジファンドは通常、スタッフのボーナス、イレギュラーな出費に関しては成功報酬から支払っている。運用資産の1.5-2%に当たる管理手数料は、基本的に日常の業務運営に当てられる。

英ヘッジファンド運用会社PCEインベスターズのクリス・デイ(Chris Day)社長は「通常の経費の不足分を成功報酬で穴埋めしてきたヘッジファンドの場合、パフォーマンスがハイ・ウォーター・マークを下回れば、いっそう厳しい状況に追い込まれるはずだ」と指摘している。

Dow Jones
22 Sep 2008 00:57 BST
WSJ(9/22) Few Hedge Funds Are Earning Performance Fees

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