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米金融当局、空売りポジション報告の開示時期を変更―ヘッジファンド側の主張に配慮

米証券取引委員会(SEC)は21日、ヘッジファンドなどの投資運用会社に報告を義務付けた空売り取引状況の開示時期について、当初の即時開示を白紙に戻し、2週間後に開示することに変更した、と発表した。【21日 ダウ・ジョーンズ】
SECは先週末の19日に、違法な空売り行為を規制するため、資産運用額が1億ドル以上のヘッジファンドなどの投資運用マネージャーに対し、毎日の空売り取引のポジションを週1回SECに報告するよう義務付ける緊急通達を出したばかりだった。

しかし、ヘッジファンド各社は、空売り取引のポジションをSECに報告したあと、空売り対象の銘柄が一般投資家に情報開示されると、手口が明らかになり、ヘッジファンドの資産運用に大きな影響が及ぶとして反対を表明している。

このため、SECは一定の配慮が必要と判断し、情報開示の時期を遅らせることにしたもの。これまでは、株式取引に関する情報開示は、ロングポジションに限定されていたが、今回の空売り規制で、証券取引所やSEC公認の店頭市場で空売りされた株式(オプションは除く)のショートポジションについても、10日間の一時的な措置(30日まで延長可能)として情報開示が義務付けられた。

このSECの通達に従って、ヘッジファンド各社はまず、9月22日から27日までの1週間分の空売り取引の状況を、翌週の29日にSECに報告することになっている。

このほか、SECは19日に、ヘッジファンドなどの投資運用マネージャーに対し、799の金融銘柄の空売りを、10月2日までの10日間(30日間に延長可能)停止する緊急通達を出している。

Dow Jones
21 Sep 2008 23:40 BST
SEC To Delay Public Release Of Short Holdings Info

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