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米ヘッジファンドのラミウス、リーマン破綻で一部資産が回収困難へ

リーマン破綻に伴い、米ヘッジファンド運用会社ラミウス・キャピタル(Ramius Capital)は、預けていた資産の一部が回収不可能となっていることが投資家向けの書簡で明らかとなった。【23日 ダウ・ジョーンズ】
入手した書簡によると、リーマン・ブラザーズの元CEO、ピーター・コーエン(Peter Cohen)氏率いるラミウス(運用資産110億ドル)は、プライム・ブローカレッジ業務をリーマンの欧州部門に委託していたという。

今月上旬のリーマン破綻後、同社の各部門の売却や債権者への償還が進むにつれて、ヘッジファンド各社が預けていた資産の回収が困難となる懸念が高まっている。破産管財人である監査法人プライスウォーターハウスクーパース(PricewaterhouseCoopers:PwC)は今週初め、リーマンから投資家の資金を回収して返還するのに、少なくとも数ヶ月はかかるだろう、と発言している。

ラミウスはリーマンと、預けていた資産に関連して「再担保契約」という契約を結んでいた。「再担保契約」により、リーマンはラミウスの保有株を他社に貸し出すなど他の目的に使用することができる。その場合、ラミウスの保有株はリーマンの資産として判断されることになるという。

書簡によると、ラミウスはリーマンに保有株の貸し出しを認める見返りとして、高レバーレッジをかけて高リターンを追求できたとしている。

ラミウスは、リーマンが同社保有株のおよそ半分を「再担保契約」に基づいて貸し出していたと推測しており、貸し出していない資産に関しては回収できる可能性が高いと話している。

しかし、最悪の想定では、ラミウスはリーマンに預けたすべての資産が回収不可能となり、その場合、同社マスターファンドの純運用額の5.23%が毀損するという。一方、最善の想定の場合、リーマンが貸し出していない株式は100%毀損されることなく返還されるため、0.76%の毀損に留まるとしている。

Dow Jones
23 Sep 2008 19:00 BST
Ramius Has Some Assets Tied Up In Lehman Bankruptcy

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