トップ >  リーマン破綻からの教訓―ヘッジファンドに必要な「再担保契約」のリスク管理



リーマン破綻からの教訓―ヘッジファンドに必要な「再担保契約」のリスク管理

米証券大手リーマン・ブラザーズの破産を契機に、再担保の透明性をめぐり、プライム・ブローカー業界による自主的な情報開示や監督当局による規制の強化を求める声が高まっている。【24日 ダウ・ジョーンズ】
ヘッジファンドなどの投資家が信用取引を行う際、証券会社などのプライム・ブローカーに保有する有価証券を担保として差し入れ、必要な株券や現金を調達するが、ブローカーはそうした顧客の担保を自社の担保と混同して、他の金融機関等に再担保している。

しかし、再担保には大きな落とし穴がある。リーマンの破産で明らかになったように、ブローカーが破綻すると、顧客の担保資産も破綻債権となってしまうため、他の債権者と同様に扱われるリスクがあるのだ。

リーマンの場合、多くのヘッジファンドが資金調達に走り、リーマンの破産を想定することなく、多額の担保を差し入れたことが問題になった。

こうしたリスクの回避方法としては、再担保契約(hypothecation)にトリガー条項を盛り込む方法がある。これは、ブローカーの株価急落や信用格付けの引き下げなどのイベントが発生した場合、ブローカーの再担保権限を制限するというものだ。しかし、実際にはトリガー条項が発動された事例はほとんどない。

もう一つの回避方法としては、再担保の限度額を顧客の負債額の140%を超えないよう制限する方法がある。

今回破綻したリーマン・ブラザーズの欧州地域におけるプライム・ブローカレッジ部門は、顧客から預かった220億ドルの資産を再担保に利用していた。こうした再担保の水準の高さが、プライム・ブローカー業界に対する懸念を引き起こしたきっかけとなっている。

Dow Jones
24 Sep 2008 16:13 BST
DJ HEARD ON THE STREET: Singing The Rehypothecation Blues

リーマン破綻からの教訓―ヘッジファンドに必要な「再担保契約」のリスク管理に関連する記事

2008年09月の記事一覧です。

年月別ヘッジファンド情報

紹介したくなる不動産投資会社

おすすめ:不動産投資で、友人に紹介できる企業とは 自分の友人・知人に誰かを紹介する、ということはある意味で大きなリスクを伴います。紹介し・・・

住まいづくりのベストパートナー

おすすめ:研ぎ澄まされた「日本の邸宅」がここに。 “Klass Design”  理想の住まい、そして快適な暮らしを手にするためには、自分にとっての最適な伴走者(パー・・・

年収41億円の女性トレーダー

おすすめ:年収41億円、世界有数の女性トレーダー 米経済誌フォーブスは昨年2011年のヘッジファンドマネージャーの報酬ランキング上位40・・・

簡単登録でメルマガ配信。YUCASEE MEDIAメルマガ登録で限定プレゼントへの応募も!

RSS情報 RSS feed


フォローする Twitterでフォローする


他社リリース情報

YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)とは