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米金融当局、破綻したヘッジファンドへの不正勧誘容疑で投資顧問会社を起訴

米金融当局の証券取引委員会(SEC)は、ヘッジファンドへ不正な勧誘をした容疑で、米投資顧問会社ウェルスワイズ(WealthWise LLC)及び同社社長のジェフリー・フォレスト(Jeffrey A. Forrest)容疑者を提訴した。【24日 ダウ・ジョーンズ】
ウェルスワイズは、ヘッジファンド「Apex Equity Options fund」への投資を勧誘する際、同社がリベートを受け取ることを顧客に知らせておらず、利益相反の事実を開示しなかったことによる詐欺罪に当たるとSECは訴えている。同社の勧誘により、60名以上の顧客が同ファンドに合計4,000万ドルを投資したという。

2005年4月から2007年9月にかけて、ウェルスワイズは「Apex Equity Options fund」の運用会社トムソン・コンサルティング(Thomson Consulting Inc.)から成功報酬として35万ドルを受け取った。しかし、サブプライム・ローンを始めとしてハイリスクな投資をしていた同ファンドは、昨年8月に破綻し、融資した顧客の資金はほぼ全額毀損したという。

SECの法執行部門でディレクターを務めるリンダ・チャットマン・トムセン(Linda Chatman Thomsen)氏は「今回の提訴は、投資顧問会社が顧客にリベートを受け取っていることを知らせないまま勧誘した場合、責任が問われることを明確に示したといえる。SECは、顧客を犠牲にして私腹を肥やす顧問会社を徹底して取り締まる方針だ」と語った。

ロサンゼルス市の連邦裁判所に提出された訴状によると、SECは、ウェルスワイズとフォレスト被告が保有する資産の差し押さえ、トムソンから受け取った不正報酬の総額の調査、不正利得の返還、罰金による制裁を求めている。

今年3月SECはすでに、「Apex Equity Options fund」が宣伝で謳っているよりもリスクの高い投資戦略を行なっていたとして、投資アドバイザーと主要関係者3名に対して、民事訴訟を起こしている。

Dow Jones
24 Sep 2008 20:27 BST
SEC Charges Investment Advisor With Fraud In Kickback Scheme

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