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金融危機受け著名ヘッジファンドでも損失拡大―20%近くマイナスのファンドも

著名ヘッジファンドの一部で、9月に入り、パフォーマンスの一段の悪化が見られ始めた。【25日 ウォールストリート・ジャーナル】
コモディティ価格と株価の乱高下やクレジット市場の低迷に加え、最近の米証券取引委員会(SEC)による空売り禁止措置が追い討ちをかけている。

リターンの悪化が最も顕著だったのは、フィリップ・ファルコン氏が運用しているハービンジャー・キャピタル傘下のヘッジファンド(資産運用額210億ドル)。8月までの年初来リターンはプラス43%だったが、今週初めにはわずか4%にまで低下した。

このほか、TPG傘下のヘッジファンド「TPG-Axon」(資産運用額140億ドル)の9月中旬までの年初来リターンもマイナス18%と大幅に悪化している。

また、シタデル・インベストメント・グループ(Citadel Investment Group)傘下のヘッジファンドのうち、最大規模のファンド(資産運用額が130億ドル)の先週までの年初来リターンはマイナス15.5%だった。

ただ、同じシタデル傘下でも運用資産が合計30億ドルの小規模ファンドは軒並みプラス20-30%と好調を維持、対照的な結果を示している。

一方、スティーブ・コーエン(Steve Cohen)氏が率いるSACキャピタル・アドバイザーズ(SAC Capital Advisors)の先週までの年初来リターンはマイナス3.5%にとどまり、大手ファンドの中では健闘を見せている。

米調査会社ヘッジファンド・リサーチによると、人気が高い戦略のヘッジファンドの多くは、今週初めまでの年初来リターンが平均でマイナス5-9%となっており、運用マネージャーはクレジット市場の先行き不透明など一段と逆風が強まる中で、顧客離れを食い止めるのに懸命となっている状況だ。

Dow Jones
25 Sep 2008 18:01 BST
WSJ: Sept Piles On Pain For Biggest Hedge-Fund Players

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