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英MKMロングボート・キャピタル、資産15億ドルの旗艦ヘッジファンドを清算へ

英ヘッジファンドのMKMロングボート・キャピタル・アドバーザーズが資産運用額15億ドルの旗艦ファンドを清算する見通しであるとの英紙フィナンシャル・タイムズの報道を受け、27日付のダウ・ジョーンズが報じている。【27日 ダウ・ジョーンズ】
MKMが清算するのは「Multi-Strategy Fund」。MKMは清算理由について、パフォーマンスの悪化で投資家からの解約が殺到、資金償還が急増したことに加え、MKMのプライム・ブローカレッジ業務を担当し資金調達源となっていた米大手証券会社リーマン・ブラザーズの破産が大きく影響したとしている。

投資家への資金償還は、すでに9月だけで4億ドルに達している。同ファンドの最終解約申込日は30日で、この解約申し込み分は12月末までに償還されるとしている。

「Multi-Strategy Fund」は、イベント・ドリブン戦略や合併アービトラージ戦略、株価指数や個別株のボラティリティを先物やオプション取引で運用する戦略で構成され、2006年のリターンはプラス15.6%、2007年もプラス10%のハイリターンを上げていた。

しかし、5月以降の市場の乱高下でリターンは悪化し、8月末までの年初来リターンはマイナス11.4%にまで低下。MKMの他の多くのファンドも二ケタのマイナスとなっている。

今後のファンド運用について、MKMは他のヘッジファンド「Volatility Strategies Fund」(資産運用額は4億ドル)は運用を継続するとしている。同ファンドの年初来リターンは横ばい。

また、MKMはこれより小規模なファンド「Convexity Fund」も運用を継続する。同ファンドの年初来リターンはプラス20%強となっている。

MKMでは旗艦ファンドの資産を売却、12月初めから資金償還を開始したいと説明している。しかし、売却資産のうち、数千万ドル相当の資産はリーマンが保有しており、リーマンの破産管財人は債権整理で数ヶ月かかるとしているため、MKMの資金償還スケジュールに影響が出る可能性がある。

Dow Jones
27 Sep 2008 14:00 BST
MKM Longboat To Liquidate Flagship Fund - FT

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