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米地方裁、虚偽の情報開示でヘッジファンド運用会社に有罪判決―投資家の損害5億ドル

米地方裁判所は、虚偽の情報を投資家に与えたことなどを理由に、ヘッジファンド運用会社の代表に有罪判決を下したことが米金融当局のリリースで明らかになった。
米フロリダ州南部裁判所は24日、ランサー・マネジメント・グループ(Lancer Management Group)の代表マイケル・ラウアー(Michael Lauer)氏に対し、投資家を騙して5億ドルの損失を負わせたとする米証券取引委員会(SEC)の訴えを認め、詐欺罪での有罪判決を下した。

判決文によると、ラウアー氏らはファンドの資産を著しく過大評価し、ファンドの主要なポジションであった7銘柄の価格を操作していた。また、ファンドのポートフォリオを保全していたペーパーカンパニーの資産を不正に評価していたことに加え、偽造したポートフォリオ明細書を投資家に提示して虚偽のポジションを示していたと認定された。

ラウアー氏のファンドは、投資家から集めた約11億ドルの資金を集めていた。判事は今回の事件を「規模が大きく、計画性が認められる」としたうえで、ラウアー氏とランサーに対し、緊急差し止め命令と資産の凍結を命じた。また、米メディアの報道によると、今後損害の賠償と罰金による制裁の可能性があるという。

SECは「今回の事件は、SECがヘッジファンド詐欺に対して強い姿勢を貫いていることを象徴している。SECは、ヘッジファンドのマネージャーに対してあらゆる不法行為の責任を負わせるべく、投資家の立場に立って努力を続けている」とコメントしている。

また、今回の事件に携わってきたSECの担当者は「今回の判決には特別な喜びを感じる。ファンドが存続しているうちに詐欺行為をストップさせ、数年にわたって投資家を保護するために力を尽くしてきた結果だ」と述べている。

なおSECは24日、ヘッジファンドから成功報酬のキックバックを受け取っていた投資顧問会社ウェルスワイズ(WealthWise)と代表のジェフリー・フォレスト(Jeffrey Forrest)氏を、重大な利益相反を投資家に通知しなかった詐欺罪で起訴している。

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