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有能なトレーダー確保に苦しむヘッジファンド―収益悪化で利益剰余金の取り崩しも

大半のヘッジファンドは、パフォーマンスの悪化で成功報酬が減少し、有能なトレーダーの確保が困難な状況になっている。【30日 ダウ・ジョーンズ】
アナリストは、今後は一部のヘッジファンドでトレーダーの流出を防ぐため、利益剰余金の取り崩しが避けられなくなると予想している。また、トレーダーの確保に失敗したヘッジファンドは清算に追い込まれると見ている。

一方、パフォーマンスの低下を反映して、年内は、投資家のヘッジファンド解約が増える可能性があり、今年ローンチされたヘッジファンドの15%以上は来年を待たずに閉鎖されると見られている。

こうしたヘッジファンド業界の混乱で、恩恵を受けるはずの大手ヘッジファンドでさえ、安泰な状況ではない。

パフォーマンスの低下の影響は、上場ヘッジファンドの株価にも顕著に現れている。フォートレス・インベストメント・グループ(Fortress Investment Group)は、この1年間で約50%も下落、無配に追い込まれている。アナリストによると、フォートレスのヘッジファンド投資の85%は、リターンがマイナスか、あるいは横ばいという状況だ。

また、英ヘッジファンド運用大手のGLGパートナーズ(GLG Partners)は、運用資産の90%以上において、8月までの年初来リターンがマイナスとなっており、傘下ファンド44本のうち、39本はパフォーマンスが成功報酬を得られる水準に達していないという。

ヘッジファンドには成功報酬に代わる収益源として、運用資産額の2%相当の管理手数料収入があるが、これも成功報酬同様、不安定な状況が続いており、ヘッジファンドの苦しい台所事情には変わりはないようだ。

Dow Jones
29 Sep 2008 16:24 BST
DJ HEARD ON THE STREET: Hedge Funds May See Performance Fee Cuts

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