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プライム・ブローカーもリスク要因―資産管理を分散化するヘッジファンド

プライム・ブローカーに対するリスクの認識が急変し、多くのヘッジファンドが複数の取引先を確保し始めている。【1日 フィナンシャル・ニュース】
投資会社のオリバント(Olivant)は1日、リーマン・ブラザーズの破産管財人に対し、預託していたUBSの株式2.78%を確保するよう要求していることを明らかにした。現在、少なくとも約1,000のヘッジファンドが、プライム・ブローカーの管理する資産を回収するべく動いていると見られる。

オーガスタス・アセット・マネジメント(Augustus Asset Management)をはじめ、GLG、ブレヴァン・ハワード、ラミウスなど、名の知れたヘッジファンドがリーマンに資産管理を委託していたが、現在回収不能に陥っている。昨今の金融混乱により、ファンドの運営には、取引先プライム・ブローカーの健全性と的確な判断力が重要な役割を果たしていることが明白になった。

ヘッジファンド向けシステム会社パラダイン・システムズ(Paladyne Systems)のシャラビーCEOは、多くのヘッジファンドが複数のプライム・ブローカーを確保することでリスクを分散させようとしており、リーマンの破綻以後、金融機関は取引先に対する警戒感を高めていると説明している。

シャラビー氏は「プライム・ブローカーがヘッジファンドと独占関係を結んでいた時代は終わった」とした上で、「現在の大荒れ市場と空売り禁止措置を乗り切れば、ファンド・マネージャーは早急に対応策をとるだろう」と述べている。

コンサルタント会社キャプコ(Capco)の調べによると、ヘッジファンド破綻の半数以上は、主要な取引先の破綻など運用以外の原因によるものだという。

かつてはゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーが独占していたプライム・ブローカレッジビジネスは、クレディ・スイス、ドイツ銀行、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン、バークレイズ、シティグループなどの商業銀行が急速にシェアを拡大している。

Dow Jones
01 Oct 2008 14:48 BST
DJ Financial News: Hedge Funds Scramble For New Prime Brokers

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