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リーマン破綻で、カナダの有力ヘッジファンドでも資産回収が困難な状況に

リーマン破綻により、英米のヘッジファンド数社で資産回収に困難が生じているが、カナダでも有力ヘッジファンドの1つ、サリダ・キャピタルが資産回収の見込みが立たない状況に陥っている。【1日 ダウ・ジョーンズ】
リーマン破綻による関連資産の凍結で、リーマンのプライム・ブローカレッジ部門と取引を行っていた英米ヘッジファンド数社が、資産回収の見込みが立たない状態にある。

リーマンと取引があったヘッジファンドは、英米だけにとどまらない。カナダのヘッジファンド運用会社サリダ・キャピタル(Salida Capital)も、8月末時点で9.12億米ドルあった運用資産のうち、約3分の1をリーマンのプライム・ブローカレッジに預託していた。

他のヘッジファンドと同様に、サリダはどの程度の資産がどの時点で回収できるのか、見通しが立っていない。リーマンの破綻は、ハービンジャーやGLGなどの大手ヘッジファンドにも影響を及ぼしており、パフォーマンス低迷が続くヘッジファンド業界全体に大きな打撃を与えている。

サリダのオストイッチ(Ostoich)CEOは、「リーマンとの関係は非常に複雑化している。資産の回復に向けて力を尽くす」と述べ、「当社の資本基盤は底堅い。リターンが得られなかった場合に備えて、常に数年分の営業費用を用意している」と説明している。

サリダは、6本のオフショア・ファンドを含め計8本のファンドを運用しており、このうち3本のオフショア・ファンドがリーマン破綻の影響を受けている。ファンドの資産管理会社は破綻による影響を正確に計算することが出来ず、サリダ自身も現在の資産総額を把握することが出来ずにいる。

またサリダは、運用するカナダ籍の旗艦ファンド「MultiStrategy Hedge」が、コモディティ市場の急落による影響などで、9月はマイナス24.7%、年初来はマイナス43.6%となっている。8月末時点で1.58億カナダドルあった同ファンドの資産額は、1.18億ドルに減少しているが、2004年11月にローンチしてからの年率換算リターンはプラス24.4%となっている。

Dow Jones
01 Oct 2008 22:07 BST
DJ Three Of Salida's Offshore Funds Have Lehman Bros Exposure

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