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英TCIなどヘッジファンドの大株主2社、ドイツ証取に対し監査役会長の辞任要求

ドイツ証券取引所は3日、経営手法をめぐって対立している英米のヘッジファンド運用2社から、同証取のクルト・フィアメッツ監査役会長の辞任要求を受けたことを明らかにした。【4日 ウォールストリート・ジャーナル】
退陣要求を突きつけているのは、英国のアクティビストヘッジファンド、ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド(TCI)と米国のヘッジファンド運用会社、アティカス・キャピタル(Atticus Capital)。両社は合計でドイツ証取(Deutsche Boerse AG)の株式19%を保有する大株主となっている。

ドイツ証取によると、退陣要求は3日付けの電子メールで行われており、一般の企業の取締役会長に相当するフィアメッツ(Kurt Viermetz)監査役会長の退任にとどまらず、他のメンバー全員の退任も要求、その是非を問う臨時株主総会の開催を求めている。

ドイツ証取の監査役会は9月に、現物の株式市場のオペレーション部門を売却せず、現行の経営体制を変えないことを全員一致で決定したと発表しており、TCIとアティカス側はこの決定に態度を硬化させ、会長退陣を迫ったものと見られている。

過去にもTCIは、ドイツ証取が2005年にロンドン証取買収に失敗したあと、当時のヴェルナー・ザイフェルト(Werner Seifert)社長を解任に追い込んだ実績がある。

TCIとアティカスの2社は、ドイツ証取の株価の急落に歯止めをかけ株主価値を高めることを目的に、ドイツ証取に対し、子会社の清算機関クリアストリーム(Clearstream)の売却やドイツ証取の合併か身売り、傘下の先物市場であるユーレックスと現物株式市場の合併先の模索を要求している。

今年5月中旬以降、ドイツ証取の株価は36%も下落、8月だけでも12%以上も下落。年初来では依然、50%安と大幅に下落したままだ。しかし、今回の会長退陣要求を受けて、3日のフランクフルト証券取引所では、ドイツ証取の株価が前日比2.2%高の68.24ユーロに上昇、市場は歓迎した格好だ。

Dow Jones
04 Oct 2008 00:50 BST
WSJ(10/4) Deutsche Boerse Leader Is Targeted For Removal

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