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コモディティ専門ヘッジファンド、パフォーマンス健闘するも金融危機は不可避な情勢

コモディティ専門のヘッジファンドは、金融危機の最中においても比較的健闘していたが、徐々に影響を回避できなくなっていることが明らかになった。【8日 ウォールストリート・ジャーナル】
商品専門のヘッジファンド運用会社によると、ここ1、2ヶ月、投資家が他で被った損失を穴埋めするために資産を回収する動きが拡大している。投資家のこうした動きが、原油や農作物など商品価格の下落をさらに加速させているという。商品専門のヘッジファンド運用会社アルティス・パートナーズ(Altis Partners)の事業開発部門の責任者、ジョージア・ナコー(Georgia Nakou)氏は「流動性を確保したい人にとって、我々は最後のよりどころなのだろう。他のファンドで損失した投資家が、弊社のファンドを解約して、手元の現金を確保しようとしている」と語った。チャネル諸島籍のアルティス(運用資産10億ドル)は、年初来パフォーマンスがプラス15%を記録している。商品専門ヘッジファンドの多くは商品取引顧問(CTA)として知られ、原油や家畜の牛などの商品だけでなく、為替先物取引など金融商品の取引も行っている。コモディティ価格の方向性ではなく、価格の変動性にポジションを取るファンドや、リスクヘッジとして商品を利用するファンドもある。米調査会社バークレイヘッジ(BarclayHedge)の速報によると、商品専門ファンドの指数(Barclay CTA Index)は9月、0.6%ながらプラスを堅持した。同月のヘッジファンド全体の指数はマイナス5.8%であった。年初来では、全体の指数がマイナス11.2%と低迷する中で、商品関連ファンドの指数はプラス7.8%と好調に推移している。しかし、金融危機の影響で資源需要の見通しが厳しくなっているため、商品専門ファンド各社は最近になって、ポジションを縮小しているという。先週、原油先物の未決済ポジションが、2006年7月以来の低水準に減少した。24種類の商品で構成されるS&P GSCI商品指数は、一時期大幅なプラスであったが、現在では年初来で10%以上のマイナスとなっている。9月は欧米経済の混迷の影響で、24種類のうち、金を除いたすべての商品の指数がマイナスを記録した。

Dow Jones
08 Oct 2008 00:30 BST
WSJ(10/8)Commodities Report:Investors Yank Hedge Funds' Profits

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