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著名ヘッジファンド・マネージャーのジャブレ氏「英米は深刻なリセッションに入りつつある」

英ヘッジファンド大手GLGパートナーズの元ヘッジファンド・マネージャーとして知られるフィリップ・ジャブレ氏は、英米の経済動向について「深刻なリセッションに入りつつある」とコメントしていると、29日付のフィナンシャルタイムズは報じた。
同紙の取材に対して、ジャブレ氏は「10年続いたクレジット市場のブームは終わった。キャッシュの流れが遅くなるが、負債を抱えた人はどんな価格であれ、その負債を清算しなければならない。システムが自浄作用の時期に入っている」と指摘している。

ジャブレ氏は、先週の米国FRBの緊急利下げにについて支持するとしながらも、金融当局は予期せぬ急激なインフレに対処できないと主張している。その一方で、経済全般を覆う困難な状況は、トレーダーが運用益を得るのに最適な時期でもあるとし、彼の運用するファンドでも、金融業界のような現在リスクが高くボラティリティの拡大している業種の転換社債への投資を進めているという。

実際、彼のファンドでは、49億ユーロという巨額損失が明らかになったソシエテ・ジェネラルに投資している。ジャブレ氏は、フランス最大手の銀行BNPパリバがソシエテ・ジェネラルを買収することで問題を解決するというシナリオに賭けているという。

フィリップ・ジャブレ氏は、英GLGの花形運用者として名を馳せていたが、2003年に三井住友フィナンシャルグループ株の空売りを巡るインサイダー取引疑惑で英金融当局(FSA)から摘発を受け、過去最高の75万ポンドの罰金を支払い、GLGを退社した。その後、スイスでジャブレ・キャピタル・パートナーズを設立し、自らのヘッジファンドを運用している。



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