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英ヘッジファンドのアブソリュート、償還請求の拡大受け傘下ファンド2本を閉鎖

英ヘッジファンド運用会社アブソリュート・キャピタルは14日、投資家からの償還請求が想定水準を上回ったとして、傘下ファンド2本を閉鎖すると発表した。【14日 ダウ・ジョーンズ】
アブソリュート・キャピタル・マネジメント・ホールディング(Absolute Capital Management Holding)は、傘下ファンドの「Absolute East West Fund」及び「Absolute Octane Fund」の運用を、10月末日で停止することを明らかにした。今回の閉鎖に伴い、英国で上場しているアブソリュートの傘下ファンドは、株式ファンド4本のみとなる。

今回の決定は、昨年9月に共同創業者の一人、フローリアン・オム(Florian Homm)CIO(最高投資責任者)が退職した後、同社が進めてきた経営改善の一環とみられている。今後、10月末日に1年間のロックアップ期間が満了するため、同社の運用資産はロックアップ中の20億ドルから9,720万ドルにまで減少する見通し。

アブソリュートは今年1月、「Absolute India Fund」を閉鎖し、その後「Absolute Activist Value Fund」を10月末日で運用停止とすることを決定していた。そのため今後、アブソリュートの傘下ファンドは、「Absolute European Catalyst Fund」、「Absolute Return Europe Fund」、「Absolute Germany Fund」「Absolute Large Cap Fund」」の4本のみとなる見込み。

14日のアブソリュートの株価は、前日と変わらずの1.5ペンスで、過去1年間の最安値1.25ペンスを若干上回ったものの、最高値の43.5ペンスを大きく下回っている。

アブソリュートによると、「Absolute Germany Fund」と「Absolute Large Cap Fund」の2本については、9月末時点での年初来パフォーマンスが、それぞれ18.19%、10.57%と、2ケタのプラスを達成しているという。一方で、「Absolute European Catalyst Fund」と「Absolute Return Europe Fund」は同期間で、それぞれ3.85%、10.81%のマイナスを記録している。

アブソリュートは「今後市場が落ち着けば、投資家は、リスク管理を徹底した安全な投資手法による欧州株式市場への投資を再び検討するとみている」と説明している。

Dow Jones
14 Oct 2008 17:05 BST
DJ UPDATE: Absolute Capital Closes Two Funds As Investors Flee

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