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破綻したリーマンが管理するヘッジファンドの凍結資産、追証支払いの可能性が浮上

破綻したリーマンの口座にある資産の価値が、最近の金融市場の混乱で低下しており、リーマンと取引していたヘッジファンドに対して、追加の証拠金支払いが発生する可能性が出てきた。【15日 ファイナンシャル・ニュース】
リーマン(Lehman Brothers)の顧客だったヘッジファンドは、リーマンのプライム・ブローカレッジ部門であるリーマン・ブラザーズ・インターナショナル・ヨーロッパ(Lehman Brothers International Europe)と取引関係があったが、同社が1ヶ月前に破産手続きに入ったため、ヘッジファンドの資産は凍結状態にある。

リーマンの管財人となっている米会計事務所プライスウォーターハウスクーパーズ(PricewaterhouseCoopers)によると、現在、約3,500の顧客の資産650億ドルが凍結されており、内訳は、450億ドルのロングポジションと200億ドルのショートポジションとなっている。

プライスウォーターのパートナー、スティーブン・ピアソン(Steven Pearson)氏は、ヘッジファンドの保有資産の価値が低下し追証が発生した場合、リーマンはヘッジファンドに対し、証拠金の積み増しと融資金の返済を求めることができる、と述べている。

投資会社オリバント(Olivant)は今月、欧州最大の金融グループUBSの持ち株2.78%がリーマンの口座に凍結されていることを明らかにしたが、ヘッジファンドのRABキャピタル(RAB Capital)やGLGパートナーズ(GLG Partners)も資産が凍結されているもよう。

ピアソン氏は「住宅ローンであれば、金融機関が破綻しても返済しなければならず、自宅を処分するリスクに直面する。リーマンの場合も同様に、保有証券のリスクを背負っているのはヘッジファンドだ。価値が下がれば、追い証に応じなければならない」と話す。

しかし、ヘッジファンドは現在、リーマンに開設した自分たちの口座にアクセスできないため、追い証に迫られても資産を売却処分できず、凍結解除の時期を伺っている状況だ。

ロンドンにある会計監査事務所の幹部は、「リーマンの管財人が任務を終えるのは数年後だろう。2001年1月に経営破綻した米国のエンロンの場合でも、最後の資産が売却されたのはつい最近だ。リーマンの資産売却はすぐには無理」と悲観的な見方を示している。

Dow Jones
15 Oct 2008 14:14 BST
DJ Financial News: Lehman Administrators Deal New Blow To Funds

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