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英アクティビスト・ヘッジファンドのTCI、9月はマイナス15%―金融混乱避けられず

英ヘッジファンドTCIは投資家に宛てた15日付の書簡の中で、9月のリターンがマイナス15%になったことを明らかにした。【15日 WSJ-ディール・ジャーナル】
TCIの書簡については、ウォールストリート・ジャーナルのブログ、ディール・ジャーナル(Deal Journal」が15日に報じた。TCI(The Children's Investment Fund)の運用マネージャーは書簡の中で、今後、世界経済がリセッション(景気失速)に陥るのは避けられないとして、投資家にリターンの悪化に耐えるよう求めている。

書簡によると、TCIの第3四半期(7-9月)のリターンはマイナス15.6%を記録し、第2四半期(4-6月)のマイナス2.6%、第1四半期(1-3月)のマイナス9.8%を大幅に上回り、年初来のリターンもマイナス25.8%となるなど、急速にリターンが悪化している。

これについて、TCIの運用マネージャーは、「当社のファンドの年初来のパフォーマンスは世界の株式市場と一致した動きとなっている。世界の株式市場は金融危機によって崩壊状態となっているのが実態で、もはやリセッションは避けられない状況だ」と述べている。

TCIの保有株式の47%は、北米企業の銘柄で占められており、次いで、欧州企業の銘柄が約32%となっている。そのため、欧米の株価急落の影響は大きいと見られる。世界の株価指標であるMSCIグローバル株価指数は、9月がマイナス12.1%、年初来がマイナス25.6%と大幅に落ち込んでいる。

TCIは、2004年の創業以来、投資家に年率26%のリターンを提供しており、トータルリターンは201.6%に達している。運用マネージャーは、今後5年間のリターンは年率20%に低下せざるを得ないとし、投資家に対しこの嵐を乗り切るために耐え抜くよう求めている。

Dow Jones
15 Oct 2008 16:20 BST
WSJ BLOG/Deal Journal: TCI Loses Nearly 15% Of Value In Sept

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