トップ >  ヘッジファンドの運用低迷で欧州のCDS・ローン市場が悪化



ヘッジファンドの運用低迷で欧州のCDS・ローン市場が悪化

ヘッジファンドのパフォーマンス低迷が原因で、欧州のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)市場とシンジケート・ローン市場の悪化が進んでいる。【22日 ダウ・ジョーンズ】
ヘッジファンドは、保有する資産の価値が低下して担保不足から追加保証金(追い証)が発生していることに加え、顧客からの解約急増で資金償還に迫られて保有資産の処分売りを加速させているため、クレジット市場悪化要因のひとつとなっている。ヘッジファンドの運用成績悪化は、9月に欧米の株式市場で実施された空売り禁止措置と解約がらみの資金償還が主因で、シンガポールのヘッジファンド調査会社ユーリカヘッジによると、8,200本強のヘッジファンドの9月の平均リターンはマイナス4.6%だった。また、ヘッジファンドの運用資産は9月だけで790億ドルも減少、そのうち、445億ドルが運用損失で、残る345億ドルが資金償還となっている。ウニクレディト(UniCredit)銀行によると、欧州のCDS市場の場合、社債のデフォルトリスクに対するプロテクションを購入していたヘッジファンドが処分売りを強めているという。この結果、企業50社のジャンク級CDSで構成する「Markit iTraxx Crossover」インデックスは、22日のCDSスプレッド(プロテクション購入コスト)が1月の339ベーシスポイントから2.3倍の790ベーシスポイントにワイド化しており、今後800ベーシスポイントを突破する可能性が指摘されている。このように企業の社債のデフォルトリスクをカバーするコストが急上昇するなか、レバレッジド・ローン市場でも、ヘッジファンドが売却を進めた結果、相場が急落している。あるローントレーダーによると、10月だけで12回もローンポートフォリオのBWIC(bid-wanted-in-competition)入札が実施されるという異常な状況になっているという。BWICは、売り手が公開で競争入札を募集するもの。12回の総額30億ドルの入札では、約半分がヘッジファンドからのもので、残る半分は国有化されたアイスランドの銀行からの売り出しだった。現在、欧州のトップ40位のレバレッジド・ローンは額面の68%で売買されており、1ヶ月前の82%から大幅にディスカウントが進んでいる。

Dow Jones
22 Oct 2008 17:51 BST =DJ FOCUS
Hedge-Fund Decline Causes Pain For Europe Credit Mkts

ヘッジファンドの運用低迷で欧州のCDS・ローン市場が悪化に関連する記事

2008年10月の記事一覧です。

年月別ヘッジファンド情報

紹介したくなる不動産投資会社

おすすめ:不動産投資で、友人に紹介できる企業とは 自分の友人・知人に誰かを紹介する、ということはある意味で大きなリスクを伴います。紹介し・・・

住まいづくりのベストパートナー

おすすめ:研ぎ澄まされた「日本の邸宅」がここに。 “Klass Design”  理想の住まい、そして快適な暮らしを手にするためには、自分にとっての最適な伴走者(パー・・・

年収41億円の女性トレーダー

おすすめ:年収41億円、世界有数の女性トレーダー 米経済誌フォーブスは昨年2011年のヘッジファンドマネージャーの報酬ランキング上位40・・・

簡単登録でメルマガ配信。YUCASEE MEDIAメルマガ登録で限定プレゼントへの応募も!

RSS情報 RSS feed


フォローする Twitterでフォローする


他社リリース情報

YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)とは