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世界の年金基金、依然として株式が主流―オルタナティブ投資は徐々に増加

世界の主要な11の年金基金では、不動産やヘッジファンドなどのオルタナティブ投資への投資比率が徐々に増えつつあるが、一方で依然として株式への投資比率が高いと、30日付のフィナンシャル・ニュースは報じている。
金融コンサルティング会社ワトソン・ワイアットの調査によると、世界の主要な11の年金基金が保有する資産は、昨年8.7%伸びて、24.9兆ドルに達し、年金基金の資産規模は、国民総生産の4/5近くにまで膨らんでいる。一方、オルタナティブ投資への資産配分は16%程度で、1997年の12%から徐々に配分比率を上げてきている。

調査をしたワトソン・ワイアットの代表、ロジャー・アーウィン氏は「昨年は、年金基金の資産配分が、株式から債券やオルタナティブ運用にシフトするというトレンドが見られた」と述べて、「ただし、年金基金の株式に対する依存は、依然として高く、リスク要因となる」と指摘している。

またアーウィン氏は「1月に発生した市場でのイベントが、投資家に危機管理の重要性を思い出させる役割を果たした。年金基金は今年のうちに、株式の比率を引き下げ、全体で1兆ドルから1.5兆ドル程度まで縮小すると見ている」と述べている。

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