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クレディ・スイスのプライム・ブローカレッジ部門、第3四半期に預かり資産拡大

金融危機が広がる中で、ヘッジファンドがプライム・ブローカーを分散させる傾向が加速したこともあり、スイス金融大手クレディ・スイスのプライム・ブローカレッジ部門は第3四半期に大きな伸びを見せた。【27日 ダウ・ジョーンズ】
9月のリーマン・ブラザーズ破綻を始めとして、ヘッジファンドのプライム・ブローカレッジ業務を請け負う大手投資銀行が軒並み経営危機に陥る中、クレディ・スイスの証券部門は第3四半期、1,170億スイスフラン(1,008.6億ドル)の資産増加となった。欧州投資銀行の中でもいち早く発表されたクレディ・スイスの決算は、ヘッジファンドがより安全なプライム・ブローカーへと資産を移していることを裏付けるかたちとなった。プライム・ブローカーはヘッジファンドに対して、資産の保管や取引の処理、資金の提供など多岐にわたる業務を請け負う。ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなど大手投資銀行は、プライム・ブローカレッジ業務を得意とし、多くの取引を通じて手数料を稼いでいる。クレディのブレディ・ドゥーガン(Brady Dougan)CEOは先週、同社のプライム・ブローカレッジ部門に関して「9月の大幅な資産増は異例のことだ。しかし、重要なのは、弊社がこれまで取引先及び担保の精査を厳しく行なってきたことが奏功している点だ」と語った。ドゥーガンCEOは、資産における現金と担保の比率は明らかにしていない。リーマン破綻以降、リーマンのプライム・ブローカレッジ部門と取引をしていた多くのヘッジファンドが、預けていた資産の凍結に直面している。ヘッジファンドの投資銀行離れが進む中で、商業銀行部門を抱えているクレディ・スイスは安全なプライム・ブローカーとして認められるだろうとアナリストは指摘している。


Dow Jones
27 Oct 2008 15:37 GMT =
DJ FOCUS: Credit Suisse Prime Broker Gains From 3Q Asset Shifts

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