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米ヘッジファンド2社、米百貨店ディラーズの創業者一族の一掃を要求

米百貨店チェーン大手ディラーズの経営陣に対し、大株主のアクティビスト・ヘッジファンド2社が創業者一族による経営支配を一掃するよう要求している。【27日 ダウ・ジョーンズ】
要求しているのは、バーリントン・キャピタル・グループ(Barington Capital Group)とクリントン・グループ(Clinton Group)。2社は、ディラーズ(Dillard's)の取締役となっている創業者一族に送った書簡の中で、「経営陣は業績低迷の責任を取ってもっと早く辞任すべきだった」と述べ、CEO(最高経営責任者)のウィリアム・T・ディラーズ2世(William T. Dillard II)とその一族が率いる現在の経営陣の辞任を求めている。ディラーズの株価は、先週に乱高下を繰り返した後、週明けの26日も安寄りし、一時、3.10ドルの過去最安値まで値を下げた。しかし、アクティビスト・ファンド2社の書簡をめぐるニュースが流れると、急反発し前日比36%高となった。しかし、年初来では依然として約80%安の水準となっている。格付会社S&Pは今月初めに、S&P500種株価指数の構成銘柄から同社を外している。ディラーズ氏が1998年にCEOに就任して以来、同社の時価発行総額は43.6億ドルから2.46億ドル弱にまで減少している。ヘッジファンド側は、取締役に対する報酬は行き過ぎで、職務の遂行能力に問題があると指摘している。ディラーズは、アーカンソー州リトルロックに本社を構え、全米29州で329件の百貨店チェーンを運営しているが、ここ数年は、景気悪化前から売り上げの落ち込みに苦しんでいる。今月初めに発表された9月の既存店ベースの売上高は、前年比12%減となり、アナリスト予想の5.5%減の2倍以上の落ち込みとなっている。24日には格付会社ムーディーズが同社の社債をジャンク級に格下げする可能性があると警告している。ヘッジファンド2社は、現在、ディラーズの経営陣に対し、一族に巨大な議決権を与えているB株の買い取りを要求しているが、ディラーズ一族は経営支配を止める考えは示していない。このため、2社はディラーズ側に対し、B株の買い取りの是非を問う株主総会を開くよう要求している。2社は合計でディラーズの株式の5.27%を保有している。


Dow Jones
27 Oct 2008 16:48 GMT =
DJ UPDATE: Dillard's Up As Activist Investors Call For New CEO

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