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カナダのヘッジファンド運用会社エピック、旗艦ファンドの閉鎖を決定

カナダのヘッジファンド運用会社エピック・キャピタルは、相次ぐ償還請求と株式相場の先行きに対する懸念から、旗艦ファンドの閉鎖を決定した。【28日 ダウ・ジョーンズ】
2001年から2007年にかけて、エピック・キャピタル・マネジメント(Epic Capital Management、運用資産:約2億カナダドル)の旗艦ファンド「Epic Capital Limited Partnership」は、年平均リターンがプラス27.2%と、カナダのヘッジファンドの中でもトップクラスのパフォーマンスを誇っていた。しかし今年は、信用危機と世界的な景気後退への懸念から、投資対象である資源株が暴落し、多くのヘッジファンドと同様に大幅な損失を被った。運用資産1.6億カナダドルの同ファンドは、年初来リターンがマイナス38%近くまで落ち込んでいる。それ以上に運用成績が悪化しているヘッジファンドも多いが、エピックのデビッド・フォーセット(David Fawcett)CEO兼CIOは、受託者の責任として、投資家のためにファンドを清算しなければならないと述べている。個人投資家やファンド・オブ・ファンズを中心とした多くの投資筋が、相場の下落によりパニック、あるいは自身の流動性確保を優先する事情から、エピックに対して相次いで解約請求を出している。その結果、同ファンドは償還のために売却しやすい資産から処分を進めているため、流動性が低い資産の比率が高まっているという。流動性の低い資産の市場は現在、事実上枯渇している。フォーセット氏は、こうした資産の比率が高くなり、同ファンドは危険水域に入ったと判断したという。「これ以上流動性不足が続けば、今は問題のない顧客に対しても今後、影響が及ぶ可能性が出てくる。今後半年間の間に、市場がさらに悪化する可能性を考えれば、現時点で現実的な対応をとる必要がある」と同氏は説明している。フォーセット氏によると、顧客に対する返金は今後、3段階に分けて実施される。1回目が11月末で資金の30%を返金し、2回目が12月末で同じく30%、3回目が来年2月末で20%としている。残りの20%は、市場環境しだいで若干増減が見込まれるという。


Dow Jones
28 Oct 2008 17:16 GMT =
DJ Turmoil Leads Hedge Fund Mgr Epic Capital To Close Fund

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