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スイスのFoHF大手ゴテックス、上場廃止に踏み切る観測強まる

スイスのファンド・オブ・ヘッジファンズ(FoHF)運用会社ゴテックスの株価下落が止まらず、上場廃止や身売りといった観測が飛び交っている。【29日 DJ-フォーカス】
29日のゴテックス・ファンド・マネジメント・ホールディングス(Gottex Fund Management Holdings、資産運用額135億ドル)の株価は、株式市場の世界同時反発の影響で、前日比8.3%高の4.20スイスフランとなったものの、パフォーマンスの悪化に伴う投資家からの資金償還ラッシュで急落を続けており、年初来の下落幅はすでに94%に達している。米調査会社ヘッジファンド・リサーチによると、FoHF全体は、年初来9月末までの平均リターンがマイナス12%となっている。S&P500指数のマイナス36%は上回っているものの、他のヘッジファンドの平均であるマイナス10%を下回っている。またゴテックスは、FBI(米連邦捜査局)が現在捜査を行っている米投資会社ペッターズ・グループ(Petters Group)詐欺事件に巻き込まれており、ペッターズが関与した2件の投資案件で90%の評価損計上を余儀なくされたことも株価下落の要因となっている。ゴテックスの資金償還は、1-9月期で27.5億ドルに達しており、これは同期間中の新規資金流入額の22億ドルを上回っている。ゴテックスは先週、今年のキャッシュフロー予想を下方修正している。このため、ゴテックスは資金繰りの悪化から、大手の同業他社への身売りもありうると見る向きもあるという。ただ、ゴテックスの経営陣自体が大株主であることや、売却価格が低くなると予想されることから、身売りの可能性は低いとの見方が大勢だ。他方、株価の下落によるイメージダウンは新規事業の足かせになるとして、既存株主から株式を買い取り、上場廃止にするとの見方が有力になってきている。アナリストは、ゴテックスの株価がさらに下落するかどうかは、今後の資金償還次第としており、資金償還の影響が明確になる来年まで固唾を呑んで見守っている。


Dow Jones
29 Oct 2008 17:03 GMT =
DJ FOCUS: Next Strategy Step For Gottex Eyed Amid Withdrawals

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