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米著名投資家ピケンズ氏、来年の原油価格を100ドルと予想

米著名投資家T・ブーン・ピケンズ氏(80)は29日のCNBCテレビとのインタビューの中で、原油価格は2009年に再び100ドルまで上昇するとの見通しを明らかにした。【30日 ダウ・ジョーンズ】
30日現在で、米国の標準油種であるWTI(ウエスト・テキサス・インターメディエート)原油の12月物は1バレル当たり67.41ドルで推移している。ピケンズ(T. Boone Pickens)氏は、昨年夏、原油先物の価格が将来150ドルに達すると予想。原油価格は実際、ほぼ予想通りの147ドルにまで上昇した。ピケンズ氏はインタビューの中で、石油需要が減少しているものの、それでも再び原油価格は上昇すると強調した。また、ピケンズ氏は米国の石油業界の再編が早ければ今後数ヶ月以内に起こり、経営体質が強化されると述べた。ピケンズ氏は石油投資で巨額の富を築いた著名な投資家と知られ、自らがCEO(最高経営責任者)として、エネルギー投資専門のヘッジファンド運用会社BPキャピタル(BP Capital)を運営している。しかし、ピケンズ氏は26日に放送されたCBSテレビの報道番組「60ミニッツ」の中で、BPキャピタルは7月のエネルギー価格の急落以降、資産運用額が6月のピーク時から約20億ドルも縮小したことを明らかにしている。また、ウォールストリート・ジャーナル紙も28日付で、ピケンズ氏が2週間前に、投資家に宛てた書簡の中で、繰上げ償還に応じる考えを示した結果、資金償還の請求期日の27日時点で、投資家の約半数が解約に踏み切ったと報じている。ピケンズ氏は、CNBCとのインタビューの中でも、BPキャピタルの資産運用額は31日の資金償還完了時で、約5億ドルにまで縮小する見通しを改めて強調した。これは6月のピーク時から約20億ドルの縮小となる。ピケンズ氏は自ら同ファンドに投資している。顧客の資金償還後のピケンズ氏の持分は20%相当(約1億ドル)となると見られている。ピケンズ氏は、CNBCとのインタビューの中で、今後の投資方針について、「我々はここ数週間、株式市場から撤退している」とした上で、「もう少し市場が回復するのを待ちたい。戻るとしても徐々にゆっくりとしたものになるだろう」と述べた。さらに、ピケンズ氏は今後のファンドの見通しについて、過去にも巨額の損失から立ち直った経験がある、とした上で、今後、資産運用額も2005年当時の水準にまで回復すると語った。


Dow Jones
30 Oct 2008 12:04 GMT
*DJ Boone Pickens: BP Cap 'Out Of Mkt,' Has Moved Assets To Cash -CNBC

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