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バンカメ、元ベア・スターンズのヘッジファンド・マネージャーを提訴

バンク・オブ・アメリカは29日、昨年6月に破綻したベア・スターンズ傘下の2本のヘッジファンドとその運用マネージャーを相手取って、連邦地裁に訴訟を起こしたことを明らかにした。【30日 ダウ・ジョーンズ】
訴えられているのは、「High Grade Structured Credit Strategies Master Fund」と「High Grade Structured Credit Strategies Enhanced Master Fund」の2本のヘッジファンドと、それらの元運用マネージャー、ラルフ・シオフィ(Ralph Cioffi)被告とマシュー・タンニン(Matthew Tannin)被告。訴状によると両被告は、投資家への資金償還の影響により、運用していたヘッジファンドが2007年春時点で、すでに破綻状況にあったにもかかわらず、その事実を隠していたという。その上で、2007年4月にバンク・オブ・アメリカとの間で、40億ドル相当の「CDO-squared」(CDOの2乗)と呼ばれる、他のCDO(債務担保証券)をリパッケージしたCDOの証券化契約を締結したという。しかし、その直後のヘッジファンドの破綻で、予想された通りに、「CDO-squared」の裏付け(配当・償還原資)となっている資産と、その「CDO-squared」を元に発行されたさまざまなトランシェの価値が急落し、バンク・オブ・アメリカは多額の損失を受けたと主張している。バンク・オブ・アメリカはこれらのCDO-squaredなどの証券化案件に関する契約違反と詐欺罪で訴えている。また、今回の訴訟では、両被告のほか、ベア・スターンズ証券の元ポートフォリオ・マネージャーでレイモンド・マクギャリガル(Raymond McGarrigal)氏も訴えられている。マクギャリガル氏は現在、ベア・スターンズ証券を今年5月に買収したJPモルガン・チェース(JPMorgan Chase & Co.)銀行に移籍している。この訴訟とは別に、シオフィ被告とタンニン被告は今年6月にニューヨーク州東部地区連邦検事局からも証券詐欺罪などで起訴されており、検事局では今年末にも他の罪状を加えた上で、両被告を刑事訴追する方針だ。


Dow Jones
30 Oct 2008 11:39 GMT =
DJ Bank Of America Sues Bear Asset-Mgmt Unit, Ex-Managers

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