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世界の大手ヘッジファンド運用会社、旗艦ファンドの約8割がマイナスリターン

世界最大手のヘッジファンド運用会社が運用する旗艦ファンドのうち約8割は、9月末時点の年初来リターンがマイナスとなっていることが明らかになった。【4日 ファイナンシャル・ニュース】
英金融専門紙ファイナンシャル・ニュースは毎年、世界大手ヘッジファンド100社を対象に、各社の旗艦ファンドの運用成績調査を行っている。それによると、今年は調査対象100社のうち、回答が得られた79社。その中で、旗艦ファンドの年初来リターンがマイナスとなったのは61社(77%)と急増している。また、世界トップ5社の旗艦ファンドのすべてがマイナスだった。2007年に実施された同調査では、回答が得られた77社のうち、約10%の8社の旗艦ファンドがマイナスのリターンだった。ちなみに、2006年は80社中3社(約4%)、2005年は77社中ゼロとなっている。JPモルガン(JP Morgan)傘下のハイブリッジ・キャピタル(Highbridge Capital)は、資産規模が世界最大といわれるヘッジファンド運用会社だが、同社の運用する旗艦ファンドは年初来でマイナス13.9%となり、運用資産額(年初には約450億ドル保有)も大幅に縮小したという。また、アルファ投資戦略ファンドで知られるブリッジウォーター・アソシエイツ(Bridgewater Associates)も、マイナス1.78%となった。同社の年初の運用資産額は360億ドル。このほか、ファラロン・キャピタル・オフショア(Farallon Capital Offshore)はマイナス16%、ルネッサンス・インスティテューショナル・エクイティ(Renaissance Institutional Equity)もマイナス24%、オク・ジフ・キャピタル・マネジメント(Och-Ziff)はマイナス5.8%だった。この結果、米調査会社ヘッジファンド・リサーチによると、ヘッジファンド業界全体の運用資産額は、運用面での損失と投資家への資金償還で、年初時点の1.9兆ドルから9月末時点で1.72兆ドルに大幅に縮小している。同社のHFRIヘッジファンド指数はマイナス10.11%と、1990年以来18年ぶりの大幅な下落となった。投資コンサルタント会社の共同創業者ニコラ・ラルストン(Nicola Ralston)氏は、「有名なヘッジファンド会社だからといって、その規模の大きさやブランド知名度だけで、運用成績が保証されるわけではない」と話している。


Dow Jones
04 Nov 2008 15:34 GMT
DJ Financial News: Losses Rip Through Top 100 Hedge Funds

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