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米ヘッジファンドのラミウス、香港事業所を縮小―全社的な人員削減の一環

米ヘッジファンド運用会社ラミウス(運用資産110億ドル)は3日、全社的な人員削減の一環として、香港事業所の規模を縮小することを明らかにした。【4日 ダウ・ジョーンズ】
ラミウス・キャピタル(Ramius Capital)は3日午後に発表した声明の中で「当社は香港における事業運営を今後も継続していくが、しばらくの間は投資活動を縮小する予定だ。欧米市場における魅力的な収益機会に対して投資活動を集中させ、世界各国にいる当社の顧客にリターンを還元すること。それが当社の優先すべきことだ」と語っている。声明文の中でラミウスは、どの程度の人員削減をするのかは明らかにしていない。関係筋によると、香港事業所には約11名のスタッフが在籍しており、株式やスペシャル・シチュエーションズ、転換社債アービトラージを専門とするファンド・マネージャーがいたという。しかし今後、アジア市場における投資活動はロンドンで行なわれる予定で、香港事業所には営業担当が1名残るのみだという。また、香港における投資顧問のライセンスを返還することも検討しているとみられる。ラミウスが香港での事業縮を決定した背景には、アジア市場におけるヘッジファンドのパフォーマンスが全般的に低迷し、償還請求が拡大していることがある。ヘッジファンド調査会社ユーレカヘッジによれば、アジア市場のヘッジファンドは、9月末時点で年初来パフォーマンスが平均マイナス16.5%に落ち込んでいるという。同社の世界全体でのパフォーマンスを示すヘッジファンド総合指数はマイナス7.7%、北米市場はマイナス5.2%、欧州市場はマイナス12.2%となっている。全社的に人員削減を敢行している最中においても、ラミウスは、特定の部門では人員を増やしている。9月下旬には、ディストレスト投資部門と新しく新設されたクレジット取引部門において2名増員している。同社は、グローバル・マクロ戦略、PIPEs(公開企業が市場を通さず、相対取引による私募増資により資金を調達する手段)、オプション取引、買収アービトラージ、ディストレスト化したABS(資産担保証券)、そしてリスク管理など、重要な分野においては、今後も上級スタッフを増員する方針だと語っている。


Dow Jones
04 Nov 2008 09:05 GMT =
DJ 2nd UPDATE: Hedge Fund Ramius Confirms Staff Cuts In HK

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