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米投資銀最大手ゴールドマン・サックス、旗艦ファンドが年初来で10億ドル近い損失

米投資銀行最大手ゴールドマン・サックスの旗艦ヘッジファンドの1本が、今年1月にローンチして以来、運用資産が10億ドル近く減少していることが明らかとなった。英紙フィナンシャル・タイムズが報じている。【4日 ダウ・ジョーンズ】
今年1月に最大規模のヘッジファンドとして鳴り物入りでローンチしたゴールドマン・サックス・グループの旗艦ファンド「Goldman Sachs Investment Partners」は当初、60億ドル超の資金を調達していた。しかし、最近になって投資家へ明らかにしたところによると、同ファンドは9月までに9.89億ドルの損失が生じたという。同ファンドのパフォーマンスは、第3四半期が約13%のマイナスで、9月時点での年初来はマイナス15.5%まで落ち込んでいる。株式への投資配分の高い同ファンドは、かつて同社の自己勘定売買部門の責任者を務めていたラーナン・アグス(Raanan Agus)とケネス・エバーツ(Kenneth Eberts)の両氏が運用に当たっている。同ファンドは設立当初から、2年間のロックアップ期間を設けているという。両氏はフィナンシャル・タイムズの取材に対し「確かに、同ファンドの現在のパフォーマンスには落胆している。しかし、第3四半期、そして年初来においても、パフォーマンスが低迷しているのは、私たちだけではない」と語ったという。同ファンドの第3四半期における損失の半分以上は、コモディティ、原材料、金属、鉱業、エネルギー及び農業への投資によるもの。しかし、同ファンドは、株式、クレジット市場、転換社債などへ幅広く投資するマルチ・ストラテジー戦略の多くのファンドと同様に、転換社債への投資で多くの損失を被ったという。同ファンドは、転換社債への投資のパフォーマンスを「悲惨極まりない」と表現している。米調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HFR)によると、転換社債戦略の指数は9月時点での年初来の騰落率がマイナス20%となっており、10月にはさらに勢いを増して悪化しているという。


Dow Jones
04 Nov 2008 00:46 GMT
DJ Goldman Fund Loses $990 Mln After 10 Months - FT

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